ほう‐さ【蓬左】
熱田神宮を蓬莱(ほうらい)宮と称したところから、それに向かって左、すなわち北の一帯。熱田から名古屋城のある辺りにか...
ほう‐さ【飽差】
ある気温における空気中の飽和水蒸気圧と、実際に含まれる水蒸気圧との差。水分の乾きやすさの指標となる。
ほう‐さい【包柴】
粗朶(そだ)で砂利を包み、棕櫚縄(しゅろなわ)などを堅く巻いたもの。護岸工事などに用いる。
ほうさい【泡斎】
泡斎念仏のこと。また、狂ったように踊り回るところから狂人のことをいう。
ほう‐さい【報賽/報祭】
祈願が成就したお礼に神仏に参拝すること。お礼参り。
ほう‐さい【堡塞/堡砦】
要所に設けた敵を防ぐための小城やとりで。堡塁(ほうるい)。
ほうさい‐ねんぶつ【泡斎念仏】
念仏踊りの一種。江戸初期、常陸(ひたち)の僧泡斎が、寺院修理の勧進のために江戸市中で始めたもの。数人一団となって、...
ほう‐さく【方策】
1 はかりごと。計略。また、手段。方法。「—を立てる」「事故防止の—がない」 2 《「方」は木の板、「策」は竹簡。...
ほう‐さく【封冊】
王侯に封じる旨を記した詔書。
ほう‐さく【豊作】
1 作物がよく実って収穫が多いこと。満作。《季 秋》⇔凶作/不作。 2 (比喩的に)よい作品が多いこと。「昨年はミ...
ほうさく‐ききん【豊作飢饉】
「豊作貧乏」に同じ。
ほうさく‐びんぼう【豊作貧乏】
豊作のため農作物の価格が下落し、かえって農家が困窮すること。豊作飢饉(ほうさくききん)。→大漁貧乏
ほう‐さつ【芳札】
他人を敬って、その手紙をいう語。芳翰(ほうかん)。
ほうさ‐ぶんこ【蓬左文庫】
尾張徳川家の文庫。名古屋市東区にあり、藩主徳川義直の集書や藩校明倫堂の蔵書などを所蔵。現在、名古屋市が保管。
ほう‐さん【奉賛/奉讃】
[名](スル)社寺などの仕事につつしんで賛助すること。「例祭を—する」
ほう‐さん【宝算】
天子を敬って、その年齢をいう語。聖寿。宝寿。
ほう‐さん【放参】
1 禅寺で、夜の参禅から修行僧を放免すること。 2 夜に看経(かんきん)すること。
ほう‐さん【放散】
[名](スル)《古くは「ほうざん」とも》 1 外側へ広く散らばること。また、広く散らすこと。「痛みが—する」「異臭...
ほう‐さん【硼酸】
硼素のオキソ酸。無色・無臭のうろこ状結晶。水溶液は弱酸性で弱い殺菌力があり、うがい・洗眼などに用いられた。ガラス・...
ほうさん‐えん【硼酸塩】
硼酸イオン(BO33−およびBO45−)の塩の総称。天然、自然ともに、水素結合で連なって縮合したものが多い。
ほう‐さんぎ【法参議】
天平神護2年(766)称徳天皇が道鏡(どうきょう)を法王に任じたとき、山階寺の基真に与えた官職。参議に準じる職。
ほう‐さんしょう【法三章】
《「史記」高祖本紀から》漢の高祖が秦を滅ぼした後、秦の始皇帝の定めた厳しい法律を廃し、殺人・傷害・窃盗だけを罰する...
ほうさん‐だんご【硼酸団子】
米ぬかを練ったものやジャガイモをつぶしたものなどに硼酸(ほうさん)を加えて作った団子。ゴキブリの駆除に用いる。
ほうさん‐ちゅう【放散虫】
肉質綱の原生動物の総称。すべて海産で浮遊生活をし、6億年前から生息。大きさは40マイクロメートルから数ミリで、体は...
ほうさんちゅう‐なんでい【放散虫軟泥】
主に放散虫の遺体が堆積してできた石灰質軟泥。太平洋・インド洋などの深海底に分布。
ほうさん‐なんこう【硼酸軟膏】
白色軟膏に硼酸の粉末を加えて作った白色ないし淡灰黄色の軟膏。やけど・ただれ・皮膚病などに用いたが、硼酸の副作用のた...
ほうさん‐めん【硼酸綿】
硼酸の水溶液をしみこませた綿。傷口の消毒などに用いた。