ほん‐じ【本地】
1 仏・菩薩(ぼさつ)が人々を救うために神の姿となって現れた垂迹(すいじゃく)身に対して、その本来の仏・菩薩。本地...
ほん‐じ【本字】
1 仮名文字に対して、漢字。真名(まな)。 2 略字・俗字などに対して、正体の漢字。正字。 3 ある漢字のもととな...
ほん‐じ【本寺】
1 「本山1」に同じ。 2 「本山2」に同じ。 3 寺の本堂。
ほん‐じ【本辞】
⇒旧辞(きゅうじ)
ほん‐じ【翻字】
[名](スル)ある文字体系で書かれたものを、他の文字体系を使って書き換えること。「キリシタン文献を漢字カタカナまじ...
ほんじ‐しん【本地身】
仏語。密教で、一切のよりどころとなる根本の法身。大日如来をいう。本地法身。
ほんじ‐すいじゃく【本地垂迹】
本地としての仏・菩薩(ぼさつ)と、垂迹としての神。→本地垂迹説
ほんじすいじゃく‐せつ【本地垂迹説】
仏・菩薩(ぼさつ)を本地とし、神を衆生救済のための垂迹とする説。法華経・大日経に基づいて説かれたもの。日本では、平...
ほん‐じつ【本日】
この日。きょう。「—休業」
ほんじつ‐の‐かせきしょう【本日の化石賞】
《Fossil of the Day Award》「化石賞」の正式名称。
ほんじ‐ぶつ【本地仏】
本地垂迹説の流行に伴い、日本の神の本地とされた仏・菩薩(ぼさつ)。
ほんじ‐もの【本地物】
本地垂迹説の影響によって成立した御伽草子(おとぎぞうし)系統の小説・物語類。また、古浄瑠璃や説経節などで、神仏・社...
ほん‐しゃ【本社】
1 会社の業務を行う本拠となっている事業所。⇔支社。 2 《古くは「ほんじゃ」》その神域内の中心となる神社。本宮。...
ほん‐じゃく【本迹】
仏語。 1 本地(ほんじ)と垂迹(すいじゃく)。 2 「本迹二門」に同じ。
ほんじゃく‐にもん【本迹二門】
仏語。法華経の本門と迹門(しゃくもん)。同経の如来寿量品に釈迦の本迹が説かれていることにより、智顗(ちぎ)が法華経...
ほん‐ジャパ【本ジャパ】
「純ジャパ」に同じ。
ほん‐しゅ【本主】
《「ほんじゅ」とも》 1 「本所(ほんじょ)1」に同じ。「決断所にて—安堵を賜はれば」〈太平記・一二〉 2 正式の...
ホンジュラス
中央アメリカにある国。正称、ホンジュラス共和国。首都テグシガルパ。北部はカリブ海に面し、国土の大部分が高原。バナナ...
ホンジュラス‐わん【ホンジュラス湾】
《Gulf of Honduras》中央アメリカのカリブ海に面する湾。ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラスに囲まれる...
ほん‐しょ【本初】
《「ほんじょ」とも》はじめ。もと。また、基本。「—の計画」
ほん‐しょ【本書】
《「ほんじょ」とも》 1 主となる文書。添付文書・付録などに対していう。 2 正式の文書。下書き・写しなどに対して...
ほん‐じょ【本所】
《「ほんしょ」とも》 1 荘園の領主・領家の上位に位置する名目上の権利所有者。平安後期以降、領主が所領を守るために...
ほんじょ【本所】
東京都墨田区南西部の地名。隅田川東岸に位置し、商工業地。もと東京市の区名。
ほん‐しょう【本生】
《「ほんじょう」とも》仏語。 1 仏の過去世における菩薩行(ぼさつぎょう)のこと。 2 ⇒本生経(ほんしょうきょう)
ほん‐しょう【本性】
1 《古くは「ほんじょう」とも》本来もっている性質。生まれながらの性質。ほんせい。「—をあらわす」 2 本心。また...
ほんじょう【本庄】
埼玉県北部の市。利根川の南岸に位置する。近世は中山道の宿場町、明治以降は養蚕で栄えた。平成18年(2006)1月、...
ほん‐じょう【本城】
「本丸(ほんまる)」に同じ。
ほん‐じょう【本荘/本庄】
ある荘で最初に開け、荘の発展の中心となった土地。本郷。
ほんじょう【本荘】
秋田県南西部にあった市。日本海に面し、もと六郷氏の城下町。本荘米の産地。製材・塗り物などが盛ん。裸参りの行われる新...
ほんじょう‐し【本庄市】
⇒本庄
ほんじょう‐し【本荘市】
⇒本荘
ほんじょう‐しげる【本庄繁】
[1876〜1945]陸軍軍人。兵庫の生まれ。大将、男爵。関東軍司令官、侍従武官長、枢密顧問官。満州事変勃発時の関...
ほんじょう‐じ【本成寺】
新潟県三条市にある法華宗陣門流の総本山。山号は、長久山。永仁5年(1297)日印の開山で、青蓮華寺と称したが、のち...
ほんじょうじ‐は【本成寺派】
日蓮宗の一派。明治31年(1898)法華宗と改称。現在は法華宗陣門流を称する。
ほん‐じょうぞうしゅ【本醸造酒】
日本酒で、醸造アルコールの使用量が白米1トンあたり120リットル以下で、糖類を使用しない清酒。
ほんじょう‐へいや【本荘平野】
秋田県南西部、子吉川の下流域に広がる平野。北と東は笹森丘陵、南は鳥海山の山地によって境される。中心は由利本荘市。
ほんじょ‐たすく【本庶佑】
[1942〜 ]医学者。京都の生まれ。専門は分子免疫学。免疫系が多様な抗原を認識し効率的に排除するために重要な、抗...
ほんじょたてがわ【本所立川】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。立川...
ほん‐しん【本心】
《「ほんじん」とも》 1 本当の心。真実の気持ち。「—を打ち明ける」 2 本来あるべき正しい心。良心。「—に返る」...
ほん‐じん【本陣】
1 陣営で、総大将がいる場所。本営。 2 江戸時代、街道の宿駅で、大名・公家・幕府役人などが宿泊した公的な旅宿。
ほんじんさつじんじけん【本陣殺人事件】
横溝正史の長編推理小説。昭和21年(1946)「宝石」誌に連載。単行本は翌年刊行。名探偵金田一耕助の初登場作品。第...
ほん‐じんつう【本陣痛】
出産前の本格的な陣痛。前駆陣痛に対していう。