まわり【回り/廻り/周り】
[名] 1 (回り・廻り)まわること。まわり方。転じて、ものの働きぐあい。「モーターの—が悪い」「頭の—が早い」 ...
まわり‐あわせ【回り合(わ)せ】
自然にやってくる運命。めぐりあわせ。
まわり‐えん【回り縁】
建物や部屋の周囲の二方以上にめぐらした縁側。
まわり‐かいだん【回り階段】
螺旋(らせん)状に回りながら上下する階段。
まわり‐ぎ【回り気】
気を回して心配したり疑ったりすること。「お前さんも余程(よっぽど)—の人だね」〈風葉・深川女房〉
まわり‐くど・い【回りくどい】
[形][文]まはりくど・し[ク]遠回しでわずらわしい。「—・い解説」
まわり‐こ・む【回り込む】
[動マ五(四)]周囲をまわって入り込む。「障害物を—・んでゴールする」
まわり‐こんじょう【回り根性】
気を回して疑いやすい性質。「それとも知らず下郎の—」〈伎・幼稚子敵討〉
まわり‐しょうぎ【回り将棋】
将棋の駒を用いる遊びの一。各自が駒一つを将棋盤の一隅に置き、金将4枚を振り、その出方によって駒を進めて、早く上がっ...
まわり‐すごろく【回り双六】
振り出しから出発し、交互に賽(さい)を振ってその出た目の数だけ進み、早く上がることを競う遊戯。道中双六などの類。
まわり‐ずみ【回り炭】
茶道の七事式の一。炉中の下火をすっかり揚げて、主客ともに順々に炭をつぐ式法。炉のときだけに行う。
まわり‐ぢえ【回り知恵】
浅はかな知恵。浅知恵。「これも女の—、許して下され徳兵衛殿」〈浄・油地獄〉
まわり‐どうろう【回り灯籠】
外枠に薄紙や布を張り、内側にいろいろな形を切り抜いた円筒を立て、中心にろうそくを立てた灯籠。ろうそくに火をともすと...
まわり‐どお・い【回り遠い】
[形][文]まはりどほ・し[ク] 1 遠回しでもどかしい。まわりくどい。「僕は—・い物の言いようをするのは厭だから...
まわり‐ばしご【回り梯子】
螺旋(らせん)階段のこと。
まわり‐ばな【回り花】
茶道の七事式の一。主客ともに順に花を生ける式法。
まわり‐ばん【回り番】
1 順番で務めに当たること。輪番。「—で宿直をする」 2 見回りをする順番。また、その当番。「—につく」
まわり‐ひざ【回り膝】
正面を背にして座ったとき、左膝をつき、膝を軸にして、からだを回して正面を向くこと。
まわり‐ぶたい【回り舞台】
劇場の舞台で、中央の床を大きく円形に切り抜き、その部分を回転して場面転換させる装置。また、それを備えた舞台。歌舞伎...
まわり‐ぶち【回り縁】
天井のまわりの壁と接する部分に取り付けた横木。天井回り縁。
回(まわ)り回(まわ)って
多くのところを次々に回っていって。「幹事役が—自分のところに来た」
まわり‐みち【回り道/回り路】
遠回りして行くこと。遠回りになる道。迂路(うろ)。「—になるが確実な方法」
まわり‐もち【回り持(ち)】
1 順番に受け持つこと。輪番。「議長を—にする」 2 めぐりめぐって自分のものになること。「金は天下の—」