ミサ
1 ローマ‐カトリック教会で、イエス=キリストの十字架上の犠牲を継承・再現する重要な祭儀。キリストの体と血であるパ...
み‐さい【未済】
事がまだ済んでいないこと。特に、返済が済んでいないこと。「—の借金」⇔既済。
み‐さい【未裁】
まだ決裁していないこと。「—の書類」⇔既裁。
み‐さい【微細】
[名・形動ナリ]「びさい(微細)」に同じ。〈日葡〉
み‐さい【見さい】
[連語]《「さい」は助動詞「さる」の命令形「され」の音変化》見なさい。「あれ—沖にはかもめ礒(いそ)千鳥」〈毛吹草〉
み‐さいえ【御斎会】
⇒ごさいえ(御斎会)1
ミサイル
通常、軍事目的のため、爆発物を遠距離に放擲(ほうてき)するための飛翔(ひしょう)体。種々の誘導方式があり、使途によ...
ミサイルかんれんぎじゅつ‐ゆしゅつきせい【ミサイル関連技術輸出規制】
⇒ミサイル技術管理レジーム
ミサイルぎじゅつ‐かんりレジーム【ミサイル技術管理レジーム】
《「大量破壊兵器の運搬手段であるミサイル及び関連汎用品・技術の輸出管理体制」の通称》核兵器などの大量破壊兵器を運搬...
ミサイル‐くちくかん【ミサイル駆逐艦】
ミサイルを搭載している駆逐艦。世界各国の海軍が保有。→ミサイル護衛艦
ミサイル‐げいげきミサイル【ミサイル迎撃ミサイル】
⇒エー‐エム‐エム(AMM)
ミサイル‐ごえいかん【ミサイル護衛艦】
《「ミサイル搭載護衛艦」とも》高性能な対空ミサイルやイージスシステムを搭載した海上自衛隊の護衛艦。DDG(guid...
ミサイル‐サイト
ミサイル基地。
ミサイル‐じゅんようかん【ミサイル巡洋艦】
ミサイルを搭載している巡洋艦。米国・ロシアなどが保有。
ミサイルとうさい‐ごえいかん【ミサイル搭載護衛艦】
⇒ミサイル護衛艦
ミサイル‐ドラッグ
薬剤に、治療したい部位や組織への指向性を高める仕組みを施すこと。また、その薬剤。ドラッグデリバリーシステムにおける...
ミサイル‐ぼうえい【ミサイル防衛】
⇒エム‐ディー(MD)
ミサイル‐りょうほう【ミサイル療法】
治療が必要な部位に選択的に薬剤を届ける治療法。抗体に制癌(せいがん)剤を結合させ、目標の癌細胞だけを選択的に破壊す...
みさお【操】
[名・形動]《不変の美や気高さなどをいうのが原義》 1 自分の意志や主義・主張を貫いて、誘惑や困難に負けないこと。...
み‐さお【水棹】
《「みざお」とも》水底にさして、舟を操ったり、苫(とま)をかけたりするのに使うさお。
みさお【操】
⇒さくら吹雪
みさお‐の‐き【操の木】
アカネ科の常緑低木。山地に生え、葉は長楕円形でつやがあり、対生。夏、黄色の花をつけ、黒い実を結ぶ。本州以西に分布。...
操(みさお)を立(た)・てる
1 志を変えない。節操を守る。 2 女性が貞操を守り通す。「亡夫に—・てる」
操(みさお)を守(まも)・る
節操を守る。また、女性が貞操を守る。「政治家としての—・る」
操(みさお)を破(やぶ)・る
1 節操を曲げる。 2 女性が自身の貞操をけがす。
み‐さか【御坂】
坂の美称。「足柄の—恐(かしこ)み曇り夜の我(あ)が下延(したばへ)を言出(こち)でつるかも」〈万・三三七一〉
み‐さかい【見境】
物事の見分け。善悪などの判別。識別。「前後の—もなく行動する」
み‐さか・う【見境ふ】
[動ハ下二]見て区別する。はっきり見分ける。「敵、味方を—・へず、切りつ突きつするものなれば」〈甲陽軍鑑・四〇〉
みさか‐とうげ【三坂峠】
愛媛県中部、松山市と上浮穴(かみうけな)郡久万(くま)高原町の境にある峠。標高720メートル。国道33号(土佐街道...
み‐さかり【真盛り/方】
[名・形動ナリ]《「みざかり」とも》ちょうどさかりであること。まっさかり。「豊玉姫、—に産(こう)むとき竜になりぬ...
み‐さき【岬/崎】
海や湖などに細長く突き出ている陸地。「—の灯台」 [補説]書名別項。→岬
みさき【三崎】
神奈川県三浦市の地名。南にある城ヶ島が自然の防波堤をなし、漁港として発展。
み‐さき【御先/御前】
1 貴人などの先払い。前駆。 2 神が使者として遣わす動物。カラス・キツネなど。 3 変死人の霊魂。特に、西日本地...
みさき【岬】
中上健次の中編小説。紀州の田舎町に暮らす青年の孤独と閉塞感を描く。昭和50年(1975)発表。同年、第74回芥川賞受賞。
みさきいちろうのていこう【岬一郎の抵抗】
半村良の長編SF小説。東京の下町に住む平凡なサラリーマンが超能力を身につけたことから、国家権力によって追い詰められ...
みさき‐うま【岬馬/御崎馬】
宮崎県の都井(とい)岬付近で、半野生状態で生息する小形の馬。家畜の馬が放牧されて野生化したもの。天然記念物。都井馬。
みさき‐がらす【御先烏】
山の神の使者としてのカラス。また、墓前の供物に群がるところから邪霊の代表のようにもいわれる。
みさき‐こうえん【みさき公園】
大阪府岬町にあるレジャー施設。昭和32年(1957)開園。動物園・遊園地・プールのほか、イルカショーが行われる施設...
みさき‐じんく【三崎甚句】
神奈川県の民謡で、三浦市三崎地方でうたわれる座敷歌。ハイヤ節の流れをくむ歌で、漁師相手の酒席でうたい広められた。
みさき‐み【岬回/崎廻】
《「み」は、まわり、入り曲がった所の意》岬のまわり。また、岬の湾曲した所。「—の荒磯(ありそ)に寄する五百重(いほ...
ミサ‐きょく【ミサ曲】
ミサ典礼のための楽曲。キリエ(哀れみの賛歌)・グロリア(栄光の賛歌)・クレド(信仰告白)・サンクトゥス(感謝の賛歌...
ミサきょくはたんちょう【ミサ曲ハ短調】
《原題、(ドイツ)c-Moll-Messe》⇒大ミサ曲
ミサきょくろたんちょう【ミサ曲ロ短調】
《原題、(ドイツ)h-Moll-Messe》バッハのミサ曲。1749年に完成。全27曲。バッハの傑作の一つに数えら...
み‐さ・く【見放く】
[動カ下二] 1 遠くを見る。はるかに眺める。「しばしばも—・けむ山を」〈万・一七〉 2 見て、気持ちを晴らす。「...
みさげ‐は・てる【見下げ果てる】
[動タ下一][文]みさげは・つ[タ下二]愛想がつきるほど軽蔑(けいべつ)するに値する。「人の物を盗むなんて—・てた男だ」
み‐さ・げる【見下げる】
[動ガ下一][文]みさ・ぐ[ガ下二]劣っているとして軽んじる。軽蔑する。「—・げた口のきき方をする」
みさご【鶚/雎鳩】
タカ科の鳥。全長約55センチ。上面は茶褐色で、頭と下面が白い。翼は細長く、短い冠羽をもつ。水辺にすみ、飛びながら魚...
みさご‐ずし【鶚鮨】
ミサゴが捕って岩陰などに置いた魚に海水がかかって発酵し、酢に漬けたようになったもの。
みさご‐ばら【鶚腹】
タカとかけ合わせてミサゴの腹に生まれた子。「この御鷹は—の鷹にて候」〈著聞集・二〇〉
みささ‐おんせん【三朝温泉】
鳥取県中部、東伯郡三朝町にある温泉。泉質は塩化物泉・放射能泉などで、ラジウム含有量の多いことで有名。