みず
イラクサ科の多年草。高さ約40センチ。茎・葉は多汁でやわらかく、葉はやや菱形で縁にぎざぎざがある。9、10月ごろ、...
みず【水】
1 水素と酸素との化合物。純粋なものは無色・無味・無臭で、常温で液体。1気圧ではセ氏零度で氷に、約100度(99....
みず【瑞】
1 みずみずしく美しいこと。若々しくうるわしいこと。「檜は以て—の宮をつくる材(き)とすべし」〈神代紀・上〉 2 ...
みず【針孔/針眼】
針の、糸を通す穴。めど。みぞ。
みず【水】
《原題、(イタリア)L'Acqua》アルチンボルドの絵画。板に油彩。縦67センチ、横51センチ。「四大元素」と総称...
ミズ
未婚・既婚に関係なく、女性の姓または姓名の前に付ける敬称。Miss(ミス)とMrs.(ミセス)の合成語。
みず‐あおい【水葵/雨久花】
ミズアオイ科の一年草。水田・沼などに自生し、高さ約30センチ。葉は心臓形で柄が長い。9、10月ごろ、紫青色の花を総...
みず‐あか【水垢】
水に溶け込んでいた物質が分離して固まったもの。物に付着したり水中に浮遊したりする。みあか。
みず‐あげ【水揚げ】
[名](スル) 1 船の荷物を陸に移すこと。「荒天で—が遅れる」 2 漁業の収穫。漁獲高。 3 商売などの売り上げ...
みず‐あさぎ【水浅葱/水浅黄】
1 薄い浅葱色。みず色。 2 《1の色をしていたところから》江戸時代の囚人服。「親分は—迄着た男」〈柳多留・四〉
みず‐あし【水足/水脚】
1 河川などの水量の増減の速さ。水のさしひき。「速い—」 2 浮かんでいる船の船底から水面までを垂直に測った長さ。...
みず‐あそび【水遊び】
1 海・湖・川などの水に入って遊ぶこと。また、子供などが、水を使って遊ぶこと。《季 夏》「街の子や雨後の溜りの—/...
みず‐あたり【水中り】
[名](スル)生水(なまみず)を飲んで胃腸をこわし、下痢をすること。「井戸水で—する」《季 夏》「—いゆるや旅の朝...
みず‐あび【水浴び】
[名](スル) 1 水を浴びること。からだに水をかけること。水浴。「庭先で—する」 2 泳ぐこと。水泳。《季 夏》
みず‐あぶ【水虻】
1 ミズアブ科の昆虫。体長約1.5センチ。体は黒色で太く、胸に銀毛があり、腹部両側に黄斑がある。幼虫は水生で、呼吸...
みず‐あぶら【水油】
1 液状の油の総称。頭髪用のつばき油・オリーブ油・ごま油など。 2 なたね油などの灯油。
みず‐あめ【水飴】
粘りけのある液状の飴。でんぷんを酸あるいは酵素で糖化させて作る。汁飴。
みず‐あらい【水洗い】
[名](スル)洗剤などを使わずに、水だけで洗うこと。「軽く—する」
みず‐あらそい【水争い】
田に引く水の配分について争うこと。水論。水喧嘩(みずげんか)。《季 夏》
みず‐いか【水烏賊】
アオリイカの別名。
みず‐いと【水糸】
建築工事などで、水平線を示すのに用いる糸。みずなわ。
みず‐いぼ【水疣】
「伝染性軟属腫」の通称。
みず‐いも【水芋】
1 サトイモで、水辺に栽培するもの。田芋。 2 サツマイモで、水けが多く甘味の少ないもの。
みず‐いらず【水入らず】
内輪の者だけで集まっていること。「親子—の夕食」「夫婦—」
みず‐いり【水入り】
1 水がはいっていること。また、そのもの。 2 相撲で、取り組んで勝負がつかず長時間たったとき、勝負を一時中断して...
みずいり‐ずいしょう【水入り水晶】
内部に液体や気泡を含んでいる水晶。みずすいしょう。
みず‐いれ【水入れ】
水を入れる器。特に、硯(すずり)に注ぐ水を入れておくための小さな器。水滴。
みず‐いろ【水色】
薄い藍色。青色。あさぎ色。
みず‐いわい【水祝(い)】
婿入り・嫁入りの際に当人に水を掛けて祝う習俗。翌年の正月にもする。水掛け。水浴びせ。《季 新年》「鼻たれの男なりけ...
みず‐うけ【水受け】
ペルトン水車に多数取り付けられ、流れてくる水を受ける椀形の器具。バケット。
みず‐うち【水打ち】
1 水を打つこと。水をまくこと。 2 和紙を湿らせて、墨のにじみを防ぐこと。 3 歌舞伎の囃子(はやし)の一。幕開...
みず‐うちわ【水団扇】
透けるように薄い雁皮紙(がんぴし)に、ニスを塗って作られたうちわ。耐水性が高い。水でぬらしてあおぐことで、涼味を楽...
みず‐うまや【水駅】
《「みづむまや」とも表記》 1 水辺の宿場。船路の宿場。すいえき。 2 街道の宿場。また、茶店。人が飲食したり馬に...
みずうみ
《原題、(ドイツ)Immensee》シュトルムによる短編小説。1849年刊。青春時代の夢のような恋を、老人の回想の...
みず‐うみ【湖】
《「水海」の意》周囲を陸地で囲まれたくぼ地に水をたたえる水域。池や沼よりは大きく、沿岸植物の侵入できない深さのもの...
みず‐うら【水占】
水による占い。水の増減・清濁、また、水にもみ・豆などを落として沈みぐあいで占うなど、いろいろな方法がある。みずだめし。
みず‐うり【水売り】
1 水が乏しい、または水質が悪い地域で、飲料用の水を売り歩いた商売。また、その人。 2 江戸時代、夏に、砂糖・白玉...
みず‐え【水絵】
1 水彩画。 2 浮世絵版画の一。輪郭に墨線を使用せず、紅・黄・緑などの淡色のみの色版で摺(す)ったもの。錦絵(に...
みず‐え【瑞枝】
みずみずしい若い枝。「柳の—」「滝の上の三船の山に—さししじに生ひたるとがの木のいや継ぎ継ぎに」〈万・九〇七〉
みず‐えのぐ【水絵の具】
水で溶いて使う絵の具。水彩画に用いる。
みず‐お【水緒/鐙靼】
馬具の名。鞍の腹から垂らして鐙(あぶみ)をつる皮のひも。みずお革。力革(ちからがわ)。
みず‐おおばこ【水大葉子】
トチカガミ科の一年草。川・水田などの水中に生える。葉はオオバコに似て、紫褐色。8〜10月、花茎を水面に伸ばし、淡紅...
みずお‐がね【水緒金/鐙靼鉄】
水緒を受ける金具。鉸具頭(かこがしら)。
みず‐おけ【水桶】
水を入れる桶。
みず‐おしろい【水白粉】
液状のおしろい。
みず‐おち【水落ち】
水が流れ落ちること。また、その場所。
みず‐おち【鳩尾】
《「水落ち」の意》「みぞおち」に同じ。
みず‐おと【水音】
水の流れる音。また、水滴の落ちる音。
みず‐およぎ【水泳ぎ】
すいえい。「弁天ぼりに—の折も」〈一葉・たけくらべ〉
みず‐かい【水飼い】
家畜に水を与え飲ませること。「—場」