みせ【店/見世】
《「見せ棚」の略から》 1 商品を陳列して売る場所。商店。たな。「—を閉める」「—をもつ」 2 江戸時代、妓楼(ぎ...
みせ‐あきない【店商い/見世商い】
店を張って商売をすること。
みせ‐あきんど【店商人/見世商人】
店を張って商売をする商人。みせあきゅうど。
み‐せい【未成】
まだでき上がっていないこと。未完成。「—線路を完成するが順序でしょう」〈魯庵・社会百面相〉
みせい‐せん【未成線】
完成していない鉄道の路線。
み‐せいねん【未成年】
まだ成年に達しないこと。また、その人。
みせいねんこうけん‐かんとくにん【未成年後見監督人】
未成年後見人の事務を監督する人。必要に応じて家庭裁判所が選任する。後見人が欠けた場合に遅滞なくその選任を家庭裁判所...
みせいねん‐こうけんせいど【未成年後見制度】
未成年者の親権者が死亡・行方不明などでいなくなった場合や、親権者が財産管理権を失った場合などに、家庭裁判所が後見人...
みせいねん‐こうけんにん【未成年後見人】
未成年者に親権者がいない場合や親権者が財産管理権を失った場合に、未成年者を保護・支援する後見人。家庭裁判所によって...
みせいねん‐しゃ【未成年者】
満18歳に達しない者。民法上、制限行為能力者とされ、法律行為は原則として、親権者または後見人が法定代理人として代わ...
みせいねんしゃいんしゅ‐きんしほう【未成年者飲酒禁止法】
満20歳未満の者の飲酒を禁止する法律。大正11年(1922)施行。令和4年(2022)、民法改正で成年の年齢が満2...
みせいねんしゃきつえんきんし‐ほう【未成年者喫煙禁止法】
満20歳未満の者の喫煙を禁止する法律。明治33年(1900)施行。令和4年(2022)、民法改正で成年の年齢が満2...
みせいねんしゃゆうかい‐ざい【未成年者誘拐罪】
⇒未成年者略取及び誘拐罪
みせいねんしゃりゃくしゅおよびゆうかい‐ざい【未成年者略取及び誘拐罪】
未成年者を略取または誘拐する罪。刑法第224条が禁じ、3か月以上7年以下の懲役に処せられる。未成年者略取誘拐罪。未...
みせいねんしゃりゃくしゅ‐ざい【未成年者略取罪】
⇒未成年者略取及び誘拐罪
みせいねんしゃりゃくしゅゆうかい‐ざい【未成年者略取誘拐罪】
⇒未成年者略取及び誘拐罪
みせい‐ひん【未成品】
まだでき上がっていない品物。製作途中の品物。未完成品。
み‐せいひん【未製品】
仕上げや検査がまだ十分にされていない品物。粗製品。
みせ‐うり【店売り/見世売り】
[名](スル)店で品物を売ること。店頭販売。「市価の半額で—する」
みせ‐おんな【見世女】
客を呼ぶために店先に置いた看板娘。「またひとりは糸屋者、これも—にこしらへ」〈浮・一代女・五〉
みせ‐かけ【見せ掛け】
見せかけること。外見。うわべ。「強そうなのは—だけだ」「—の優しさにだまされる」
みせかけ‐だいじん【見せ掛け大尽】
金持ちのように見せかけること。また、その人。「さてこそ不審はるの日の、長ういらぬは—」〈浄・五枚羽子板〉
みせ‐か・ける【見せ掛ける】
[動カ下一][文]みせか・く[カ下二]うわべを取りつくろって、実際はそうでないのにそれらしく見えるようにする。「ブ...
みせ‐がかり【店掛(か)り】
店の構造。店構え。
みせ‐がね【見せ金】
取引などで、相手の信用を得るために見せる金銭。みせきん。「—で釣る」
みせ‐がまえ【店構え/見世構え】
店の構え方。店の造作。また、店の大きさや規模。「堂々たる—」
みせ‐ぎょく【見せ玉】
相場操縦法の一。売買する意思がないのに大きな注文を出し、約定しそうになると取り消すやり方。自分に都合のよいように相...
みせ‐ぐち【店口】
店の間口。「—が広い」
みせ‐ぐら【店蔵】
土蔵造りにした店。
みせ‐けち【見せ消ち】
《「けち」は動詞「け(消)つ」の連用形から》誤写・誤記の文字の訂正のしかたの一。写本などで、もとの文字が読めるよう...
みせ‐ごしらえ【店拵え/見世拵え】
店のつくりぐあい。店の構え。店つき。「老舗らしい—」
みせ‐さき【店先/見世先】
店の前。また、そのあたり。店頭。「—につき駐車お断り」「—渡し」 [補説]書名別項。→店頭
みせさき【店頭】
森荘已池(もりそういち)の処女小説、および同作を表題作とする作品集。昭和15年(1940)刊行。表題作のほか「氷柱...
みせさし‐どき【店鎖し時】
店の戸をおろす時刻。夕方。みせさしごろ。みせさしじぶん。「うかうか話して、あれ—」〈浄・女腹切〉
みせ‐ざや【見せ鞘】
腰刀の鞘を覆う布製の袋。鞘尻より長く作り、先を折り下げて用いる。提げ鞘。
みせ‐ざらし【店晒し】
「棚晒(たなざら)し」に同じ。「ほこりをかぶった—の品」
みせ‐しめ【見せしめ】
《「しめ」は使役の助動詞「しむ」の連用形から》それにこりて、本人あるいは他の人が同じような悪いことをしないように厳...
みせ‐じまい【店仕舞(い)/見世仕舞(い)】
[名](スル) 1 店をたたんで廃業すること。商売をやめること。閉店。「営業不振で—する」⇔店開き。 2 その日の...
みせ‐じょろう【見世女郎】
1 上方の遊郭で、遊女の階級の下等のもの。店先の格子の中に座って客を引いた。端女郎(はしじょろう)。 2 江戸吉原...
ミセス
《mistressの略》 1 既婚女性の姓または姓名の前に付ける敬称。夫人。 2 既婚の女性。夫人。奥様。
みせ‐すががき【見世清掻き】
江戸吉原の遊郭で、遊女が店先に出て並ぶ合図に弾いた三味線。
ミセス‐わたなべ
《「ミセスワタナベ」と書くことが多い》日本の個人FX(外国為替証拠金取引)投資家の通称。
み‐せせり【身せせり】
《「みぜせり」とも》からだを小きざみに揺り動かすこと。「猿といふものは—をして鳴くものぢゃが」〈虎寛狂・柿山伏〉
みせ‐ぜい【見せ勢】
敵を欺くための見せかけの軍勢。「四条中納言隆資卿の偽って控へたる—に対して」〈太平記・二六〉
みせ‐だい【店台/見世台】
1 店で、代金を受け取ったり品物を渡したりする台。 2 店先の商品を陳列しておく台。
みせ‐だな【店棚/見世棚】
商品が見えるように並べてある棚。また、その棚のある店。
みせ‐だま【見せ球】
野球で、投手が決め球をより効果的にするために、打者に見せておく球。決め球となる速球の前に投げる変化球など。
みせ‐だま【見せ玉】
「みせぎょく」の誤読。→見せ玉
み‐せつ【未設】
まだ敷設・設備していないこと。「—線」
みせ‐つき【店付き/見世付き】
1 店のようす。店がまえ。 2 店が付いていること。また、店に付属していること。「—の貸家」 3 置屋の表に面した...