道(みち)を得(う)る者(もの)は助(たす)け多(おお)く道(みち)を失(うしな)う者(もの)は助(たす)け寡(すくな)し
《「孟子」公孫丑下から》徳を体得した人は、自然に人民の協力も得られるが、道にそむいた人は援助協力も少なく、人心が離...
道(みち)を聞(き)くこと百(ひゃく)にして己(おのれ)に若(し)く者(もの)莫(な)しと為(な)す
《「荘子」秋水から》道をわずか百ばかり聞いただけで、天下に自分以上の者はないと思い上がる。うぬぼれのはなはだしいこ...
道(みち)を切(き)・る
人との関係を断つ。また、途中でさえぎる。
道(みち)を付(つ)・ける
1 通行できる道をこしらえる。「林の中に—・ける」 2 ある方面に進む糸口をつくる。「国交回復の—・ける」
道(みち)を以(もっ)て欲(よく)を制(せい)すれば則(すなわ)ち楽(たの)しみて乱(みだ)れず
《「礼記」楽記から》自分の欲望を道徳に照らして抑制すれば、安らかな心で迷うこともない。