みの【蓑/簑】
茅(かや)・菅(すげ)などの茎や葉、また、わらなどを編んで作った雨具。肩からかけて身に着ける。
み‐の【三幅/三布】
《「の」は布地の幅を表す単位》 1 並幅の布3枚分の幅。また、その幅の布。 2 「三幅布団(みのぶとん)」の略。
みの【美濃】
旧国名の一。東山道に属し、大半が現在の岐阜県南部。一部が愛知県豊田市。濃州(のうしゅう)。 岐阜県中南部の市。長...
ミノ
朝鮮料理の焼き肉で、牛の第一胃。硬いため切れ込みを入れて供する。→ガツ →蜂の巣4 →センマイ →ギアラ
ミノア‐ぶんめい【ミノア文明】
《Minōa》クレタ文明の異称。クレタの伝説的な王ミノスにちなむ呼称。
実(み)のある
内容が充実している。成果のある。「—話し合いがもてた」
み‐のう【未納】
納入すべきものを、まだ納めていないこと。「料金—」⇔既納。
み‐の‐うえ【身の上】
1 その人にかかわること。また、その人の境遇。「不幸な—」「—を案じる」 2 人間の運命。「—を占う」
みのうえ‐そうだん【身の上相談】
一身上のことについて相談して助言を求めること。
みのうえ‐ばなし【身の上話】
生い立ち、境遇など一身上のことについての打ち明け話。
みのう‐さんち【耳納山地】
《「水縄山地」とも書く》福岡県南部、久留米市から大分県境まで東西にのびる山地。高良山・耳納山・発心山・鷹取山などの...
みのう‐だんそうたい【水縄断層帯/耳納断層帯】
福岡県南部、うきは市から久留米市にかけて東西方向に延びる断層帯。長さは約26キロメートル。
みのお【箕面】
大阪府北西部の市。箕面滝・箕面山があり、市域の大部分が明治の森箕面国定公園となっている。滝安寺(りゅうあんじ)・勝...
身(み)の置(お)き所(どころ)がな・い
その場にいられない。いたたまれない。「恥ずかしくて—・い」
身(み)の置(お)き所(どころ)もな・い
⇒身の置き所がない
みのお‐こくていこうえん【箕面国定公園】
⇒明治の森箕面国定公園
みのお‐し【箕面市】
⇒箕面
みの‐かさ【蓑笠】
蓑と笠。また、それを着用した姿。
みの‐かさご【蓑笠子】
カサゴ目フサカサゴ科の海水魚。岩礁にすみ、全長約30センチ。体は淡紅色に黒褐色の横帯がある。胸びれ・背びれが非常に...
みのかも【美濃加茂】
岐阜県中南部の市。木曽川の渡船場、中山道の宿場町として発展。果樹栽培が盛ん。日本ライン下りの起点。人口5.5万(2...
みのかも‐し【美濃加茂市】
⇒美濃加茂
み‐の‐かわ【身の皮】
1 皮膚。「その—悉(ことごと)に風に吹きさかえき」〈記・上〉 2 身につける衣服。「あるほどの—を日算用すまして...
身(み)の皮(かわ)を剝(は)・ぐ
着ている衣服を生活のために売る。「—・いでその日の米を得る」
みの‐が【蓑蛾】
鱗翅(りんし)目ミノガ科のガの総称。雄は主に黒褐色で翅(はね)をもち、よく飛ぶ。雌は翅が退化して蛆(うじ)状で、成...
みの‐がい【蓑貝】
ミノガイ科の二枚貝。海岸の岩石に足糸で固着する。貝殻は卵円形で、殻長約8センチ。殻表は純白で太い放射状の肋(ろく)...
みの‐がこい【美濃囲い】
将棋で、囲いの陣形の一。王将を飛車の定位置に移し、その左に銀将、その銀将の左下に金将、その金将の左上にもう1枚の金...
み‐のがし【見逃し/見遁し】
見逃すこと。「黙って—にはできない」「—の三振」
みのがし‐しちょう【見逃し視聴】
見逃し配信でテレビ番組を視聴すること。キャッチアップ視聴。
みのがし‐はいしん【見逃し配信】
テレビ番組の放送直後、インターネット上でその番組をオンデマンド配信すること。番組放送時に視聴しなかった人たちの注目...
み‐のが・す【見逃す/見遁す】
[動サ五(四)] 1 見ていながら気づかないでそのままにする。見落とす。「わずかな失敗も—・さない」 2 見ていな...
みの‐がみ【美濃紙】
美濃(岐阜県)産の和紙の総称。奈良時代から優良品として知られ、書院紙・森下紙・天具帖(てんぐじょう)ほか種類も多い...
みの‐がめ【蓑亀】
甲羅(こうら)に緑藻などが生えて、蓑を着ているように見えるイシガメ。昔から長寿のしるしとされ、文様などに描かれる。
み‐のき【三軒】
垂木(たるき)が三重に突き出ている軒。内側から地垂木(じだるき)、一の飛檐垂木(ひえんだるき)、二の飛檐垂木とよぶ...
みの‐ぎぬ【美濃絹】
岐阜県で産する絹織物。
み‐の‐け【身の毛】
からだに生えている毛。
身(み)の毛(け)がよだ・つ
恐怖のために、身の毛が逆立つ。ぞっとする。身の毛立つ。「—・つ陰惨な事件」
みのけ‐だ・つ【身の毛立つ】
[動タ五(四)]寒さや恐怖のために、からだの毛が逆立つ。身の毛がよだつ。「—・つような怖い話」
身(み)の毛(け)を詰(つ)・める
ひどく恐ろしい目にあう。ひどく恐れる。「もはやお手うちになるかとぞんじて—・めてござる」〈虎明狂・二千石〉
みの‐げ【蓑毛】
1 蓑に編んだ茅(かや)・菅(すげ)などが、毛のように垂れ下がっているもの。 2 サギの首から垂れ下がっている蓑の...
みの‐こう【箕甲】
切妻(きりづま)屋根や入母屋(いりもや)屋根で、破風ぎわの曲面をなす部分。
み‐の‐こく【巳の刻】
1 昔の時刻の名。現在の午前10時ごろ。また、その前後の2時間。または、午前10時から正午までの2時間。みのとき。...
みのこし‐かいがん【見残し海岸】
高知県南西部、土佐清水市にある海岸。千尋(ちひろ)岬南西端に位置する海食台地の景勝地。長さ200メートルにもおよぶ...
み‐のこ・す【見残す】
[動サ五(四)]ある部分を見ないままで終わりにする。「—・した書類がある」
身(み)の熟(こな)し
その場に適応したからだの動かし方。身ごなし。「優雅な—」「すばやい—」
みの‐ごい【蓑五位】
ササゴイの別名。
みの‐ごめ【蓑米】
1 イネ科の多年草。湿地や水田に生え、高さ20〜70センチ。葉は細い線形で、5月ごろ穂をつける。小穂は熟すと落ちや...
み‐の‐さび【身の錆】
「身から出た錆(さび)」に同じ。「軽蔑の語気にて憎気に云わるるも我—と独おかしく」〈露伴・露団々〉
みの‐し【美濃市】
⇒美濃
みの‐しゅう【美濃衆】
江戸幕府の旗本で、交替寄合の一。美濃国に封地を与えられ、そこに在住した高木修理・高木図書助・高木大内蔵三家の総称。
み‐の‐しろ【身の代】
1 「身の代金」に同じ。 2 給金。「それ、当座の—」〈伎・韓人漢文〉