む‐い【無位】
位階をもたないこと。また、その人。無冠。「—無官」
む‐い【無医】
医者がいないこと。「—村」
む‐い【無畏】
仏語。おそれるところのないこと。特に、仏が法を説くときの何ものをもおそれない態度。4種あると説き、四無畏(しむい)...
む‐い【無為】
[名・形動] 1 何もしないでぶらぶらしていること。また、そのさま。「せっかくの休日を—に過ごす」「—な毎日」「—...
む‐い【無意】
意志のないこと。故意でないこと。また、意識のないこと。
ムイエット
《「ムエット」とも》 1 細長いパン切れ。料理に添え、半熟卵などをつけて食べる。 2 香りを試すために、香水などを...
むい‐か【六日】
1 日の数の六つ。6日間。むゆか。 2 月の第6の日。むゆか。 3 正月6日。江戸時代には、朝五つ時より寺僧・社人...
むいか‐ぎり【六日限】
江戸と大坂の間を片道6日で走った飛脚の称。六日飛脚。「無事とある状に落着く—」〈柳多留・七四〉
むいか‐だれ【六日垂れ】
《「たれ」は「剃(そ)り」の忌み詞》生後6日目に赤子のうぶ毛をそること。また、その風習。産毛剃(うぶげそ)り。「—...
むいか‐としこし【六日年越し】
正月7日を7日正月といい、その前夜を年越しとして祝うこと。《季 新年》「あたたかに—よき月夜/白水郎」
六日(むいか)の菖蒲(あやめ)
《5月5日の節句の翌日の菖蒲の意から》時機に後れて役に立たない物事のたとえ。のちのあやめ。むいかのしょうぶ。「—十...
む‐いき【無意気】
[名・形動ナリ] 1 無骨で強引なこと。また、そのさま。ぶいき。「—なる俄(にはか)道心」〈咄・露がはなし・一〇〉...
むいき‐りき【無意気力】
がむしゃらに出す力。ばかぢから。「どれに下地の—、これはどうぞと引きのくる」〈浄・寿の門松〉
む‐いぎ【無意義】
[名・形動]意義のないこと。価値がなくつまらないこと。また、そのさま。無意味。⇔有意義。「そんな—な死に方を」〈山...
む‐いしき【無意識】
[名・形動] 1 意識がないこと。正気を失うこと。「—の状態が続く」 2 自分のしていることに気づいていないこと。...
むいしき‐てき【無意識的】
[形動]意識しないさま。はっきりと自覚していないさま。「—な行動」
むい‐しぜん【無為自然】
作為がなく、自然のままであること。「無為」「自然」は共に「老子」にみられる語で、老子は、ことさらに知や欲をはたらか...
むい‐せ【無畏施】
仏語。三施の一。人におそれの念を起こさせないこと。恐怖心を取り除くこと。
む‐いちぶつ【無一物】
何もないこと。何も持っていないこと。むいちもつ。「戦争で—になった」
む‐いちもつ【無一物】
「むいちぶつ(無一物)」に同じ。
む‐いちもん【無一文】
金銭をまったく持っていないこと。一文なし。「遊び過ぎて—になる」
ムイッズ‐どおり【ムイッズ通り】
《Shari'a al-Muizz》エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区にある通り。ファーティマ朝第4代カリ...
ムイデン
オランダ、ノルトホラント州の町。ホーイ湖に面する。13世紀に建造され、14世紀に再建されたムイデン城がある。マウデン。
ムイデン‐じょう【ムイデン城】
《Muiderslot》オランダ、ノルトホラント州ムイデンにある城。1280年頃、フロリス5世伯爵により要塞として...
むい‐としょく【無為徒食】
[名](スル)なすべきことを何もしないでただ遊び暮らすこと。「貯金を頼りに—して日々を過ごす」
無為(むい)に入(い)・る
仏門に入る。出家する。「この身を捨てて—・らば」〈謡・高野物狂〉
無為(むい)にして化(か)す
《「老子」五七章から》支配者が人為を用いなければ、特別なことは何もしなくても、人民は自然に教化されて天下もよく治まる。
ムイ‐ネー
ベトナム南部、ビントゥアン省の村。ファンティエットの東約20キロメートルの岬に位置する。白い砂浜が広がり、海岸保養...
むい‐ほう【無為法】
仏語。生滅変化を離れた常住・絶対の存在。因縁の支配を受けない解脱の境地などにいう。
む‐いみ【無意味】
[名・形動]意味のないこと。価値なく、つまらないこと。また、そのさま。無意義。ナンセンス。「—な論争」 [派生]む...
ムイラ
ガボン中南部の都市。ングニエ州の州都。同地方の商業、交通の中心地。フランス語で「青い湖」を意味する湖、ラックブルー...
む‐いん【無韻】
詩文で韻をふまないこと。
むいん‐こうい【無因行為】
財産上の出捐(しゅつえん)行為において、原因(契約など)が法律上無効であっても、それ自体は有効とされる行為。例えば...
むいん‐し【無韻詩】
《blank verse》1行のうちに弱強のリズムが5回繰り返され、韻を踏まない詩形。16世紀に英国でおこった。シ...
むいん‐しょうけん【無因証券】
証券上の権利が証券の発行行為によって発生し、その行為の原因となった法律関係には影響を受けない有価証券。手形・小切手...
むいん‐の‐し【無韻の詩】
1 韻をふまない詩。「小説は—ともいふべく」〈逍遥・小説神髄〉 2 無声の詩。絵画のこと。