むき【向き】
1 向いている方向・方角。「風の—」「北—の部屋」 2 関心・希望などの向かう方面や傾向。また、それらの内容。「物...
む‐き【無季】
1 俳諧で、季が一定していないこと。 2 俳句で、季語を含まないこと。また、その句。
む‐き【無記】
仏語。 1 釈迦(しゃか)が、他の諸宗派からの形而上学的な質問に答えを与えなかったこと。 2 三性(さんしょう)の...
む‐き【無期】
1 一定の期限がないこと。⇔有期。 2 「無期懲役」の略。
む‐き【無機】
「無機化合物」「無機化学」などの略。⇔有機。
む‐ぎ【無愧】
[名・形動]《仏教では「むき」とも》悪事を働いても恥じないこと。また、その人や、そのさま。「—な卑屈な侮らるべき下...
むき‐あい【向き合い】
向き合うこと。対座。対面。「—に座る」
むき‐あ・う【向き合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに正面を見て対する。むかいあう。「—・って一礼する」
むき‐イーエル【無機EL】
硫化亜鉛などの無機物に電圧を加えると発光する現象。また、その技術あるいは発光体のこと。医療機器の表示部や液晶ディス...
むき‐イーエルディスプレー【無機ELディスプレー】
《inorganic electroluminescence display》医療機器などのディスプレーに使われる...
むき‐えいよう【無機栄養】
「独立栄養」に同じ。⇔有機栄養。
むき‐えび【剝き蝦】
小エビの頭・殻・尾を取り除いたむき身。また、干しエビの殻を取り除いたもの。
むき‐エレクトロルミネセンス【無機エレクトロルミネセンス】
《inorganic electroluminescence》⇒無機EL
むき‐えんき【無期延期】
物事の実施を、予定した時期からいつと定めずに先に延ばすこと。
むき‐えんるい【無機塩類】
無機酸の水素原子を金属で置換した無機化合物。塩化ナトリウムなど。ミネラル。
むき‐おん【無気音】
[p][t][k]のような破裂音が気息を伴わないで発せられる音。⇔有気音。
むき‐かがく【無機化学】
無機化合物を研究対象とする化学の一分科。⇔有機化学。
むき‐かごうぶつ【無機化合物】
炭素を含まない化合物、および簡単な炭素化合物の酸化物・シアン化物・炭酸塩などの総称。⇔有機化合物。
むき‐かわ・る【向き変(わ)る】
[動ラ五(四)]向いていた方向を変えて、別の方向を向く。「こちらに—・ってあいさつする」
むき‐がんりょう【無機顔料】
無機化合物からなる顔料。ベンガラ・紺青(こんじょう)・鉛丹(えんたん)・朱(しゅ)など。ペイントや絵の具の原料。
むき‐きんこ【無期禁錮/無期禁固】
無期刑の一。終身拘禁する禁錮刑。
むき‐けい【無期刑】
終身拘禁を内容とする自由刑。無期懲役と無期禁錮の2種がある。10年を経過すると仮出獄を許されることがある。終身刑。...
む‐きげん【無期限】
期限のないこと。期限を決めないこと。「—スト」
むきげん‐こくさい【無期限国債】
⇒永久国債
むき‐こうさい【無期公債】
⇒永久公債(えいきゅうこうさい)
むき‐こうぶんし【無機高分子】
炭素を含まない高分子の総称。ケイ素を骨格とする二酸化ケイ素(水晶、石英、瑪瑙(めのう))などが天然に産する。また、...
むき‐こきゅう【無気呼吸】
酸素のない条件下で一連の酸化還元反応によって行われる呼吸。酵母や細菌の行うアルコール発酵・乳酸発酵や腐敗、動物の筋...
むき‐こよう【無期雇用】
期間の定めのない雇用。一般に正社員の雇用契約をいう。→有期雇用
むきこよう‐はけん【無期雇用派遣】
労働者派遣の一形態で、派遣元が期間を定めずに雇用した労働者を派遣先に派遣するものをいう。
むき‐さん【無機酸】
炭素を除く非金属元素を成分とする酸。硫酸・硝酸・燐酸・塩酸など。ふつう炭酸も含める。鉱酸。⇔有機酸。
むき‐しつ【無機質】
無機物をつくる元素。またはそれらによってつくられる物質。→ミネラル
むきしつ‐ひりょう【無機質肥料】
⇒化学肥料
むきじょう‐でんしゃ【無軌条電車】
⇒トロリーバス
む‐きず【無傷/無疵】
[名・形動] 1 きずがないこと。また、そのさま。「—な(の)玉」 2 罪・けがれ・失敗・負けなどがまったくないこ...
むき‐たけ【剝茸】
ガマノホタケ科のキノコ。秋に広葉樹の枯れ木などに生える。短い柄があり、傘は半円形で、直径5〜10センチ。淡黄褐色で...
むき‐だし【剝き出し】
[名・形動] 1 おおわないで、あらわに出すこと。また、そのさま。「すねを—にする」 2 あからさまであること。ま...
むき‐だ・す【剝き出す】
[動サ五(四)]隠さず、そのまま外に出す。おおっているものを取りのぞいて、あらわにする。露出する。「歯を—・す」「...
むき‐ちょうえき【無期懲役】
無期刑の一。終身拘禁する懲役刑。 [補説]令和7年(2025)から懲役刑と禁固刑が「拘禁刑」に一本化されるのに伴い...
むき‐てき【無機的】
[形動]生命力の感じられないさま。「電光掲示板の—な文字」
む‐きどう【無軌道】
[名・形動] 1 軌道がないこと。「—電車」 2 考え方や行動が常識はずれなこと。また、そのさま。「—な若者たち」...
むき‐なお・る【向き直る】
[動ラ五(四)]からだを動かして、向きを変える。「声のした方へくるりと—・る」
むき‐ひりょう【無機肥料】
鉱物質の肥料。または動植物を焼いて得る無機質の肥料。チリ硝石・硫安・過燐酸(かりんさん)石灰・草木灰(そうもくばい...
むき‐ふむき【向き不向き】
ある人にとって、適していることと適していないこと。「スポーツには—がある」
むき‐ふんしゃ【無気噴射】
ディーゼル機関で、燃焼室内へ燃料だけを加圧してノズルから噴射させる方法。
むき‐ぶつ【無機物】
水・空気・鉱物および無機化合物からなる物質。また、無機化合物のこと。
むき‐み【剝き身】
1 アサリやハマグリなどの貝類の殻を取り去った、中の肉。 2 「剝き身隈(ぐま)」の略。
むきみ‐ぐま【剝き身隈】
歌舞伎の隈取(くまど)りの一。目頭から目尻にかけて、丸みをもたせて赤くぼかして隈取るもの。「対面」の曽我五郎や「助...
むき‐むき【向き向き】
めいめいにさまざまな方向を向いていること。また、それぞれの好みの方向や適した方面。「—に応じて職種を選ぶ」
むき‐むき
[副](スル)筋肉が盛り上がっているさま。「—(と)した裸体」
む‐きめい【無記名】
自分の氏名を書かないこと。また、その方式。