む‐せい【無声】
1 音声を出さないこと。また、出ないこと。「—慟哭(どうこく)」⇔有声。 2 発音の際、声帯の振動を伴わないこと。...
む‐せい【無性】
生物で、雌雄の区別がないこと。⇔有性。
む‐せい【夢精】
[名](スル)睡眠中に、夢によって性的興奮を感じ、射精すること。
むせい‐えいが【無声映画】
音声・音響を伴わない、画像だけの映画。サイレント映画。⇔発声映画。
むせい‐おん【無声音】
声帯の振動を伴わないで発する音。子音の[p][t][k][s][ts]など。母音も場合により無声になることがある。...
ムセイオン
《文芸・学問の神ミューズの聖所の意》古代ギリシャの学問研究所。特に、プトレマイオス1世がアレクサンドリアに設立した...
むせい‐か【無声化】
通常は有声である音が無声音になる現象。例えば、「来た」というときの母音iは無声化しやすい。
むせい‐が【無性芽】
植物体の組織の一部または細胞が繁殖するための器官で、母体から離れて新個体となるもの。狭義にはコケ植物のものをいい、...
む‐せいげん【無制限】
[名・形動]制限がないこと。制限しないこと。また、そのさま。「—な人間の欲望」「人員を—に増やす」
むせいげん‐ほうか【無制限法貨】
法律により、金額に制限なく強制通用力を与えられている貨幣。完全法貨。日本銀行券の類。
むせいし‐しょう【無精子症】
精液中に精子がない状態。精巣の造精機能障害によるものと、精子輸送路の障害によるものとがある。
むせい‐せいしょく【無性生殖】
性と関係のない生殖の様式。分裂・出芽・胞子形成・栄養生殖など。⇔有性生殖。
むせい‐せだい【無性世代】
世代交代を行う生物で、無性生殖を行う世代。核相が複相である時期。⇔有性世代。
むせい‐の‐し【無声の詩】
1 無韻の詩。 2 《黄庭堅「次韻子瞻子由題憩寂図」から》絵画のこと。
む‐せいふ【無政府】
政府が存在しないこと。
むせいふ‐しゅぎ【無政府主義】
⇒アナーキズム
むせいふしゅぎ‐しゃ【無政府主義者】
⇒アナーキスト
むせいふ‐じょうたい【無政府状態】
社会の秩序が乱れ、行政機関が全く機能しない状態。
むせい‐ぶつ【無生物】
石や水などのように、生命がなく生活機能をもたないもの。→生物
むせい‐ほうでん【無声放電】
音の発生を伴わない放電の総称。コロナ放電、無電極放電など。
むせいやく‐しゃ【無制約者】
哲学で、他の何ものによっても制約されず、それ自身によって存立するもの。絶対者。
むせい‐らん【無精卵】
受精していない卵。
むせ‐い・る【噎せ入る/咽せ入る】
[動ラ五(四)]「むせびいる」に同じ。「奥さんは—・ってしまうのである」〈鴎外・金毘羅〉