や‐お【八百】
百の八倍。はっぴゃく。また、非常に数の多いこと。多く、名詞に付いて接頭語的に用いられる。「—日(か)」「—丹(に)よし」
やお【八尾】
大阪府中部の市。大阪市の東に隣接し、住宅地。軽工業も行われる。大信寺(だいしんじ)・久宝寺(きゅうほうじ)の寺内町...
やお【八尾】
狂言。罪人が六道の辻で閻魔(えんま)に会い、地獄へ落とされそうになるが、八尾地蔵からの手紙を見せて、極楽浄土へ送られる。
ヤオ
主として中国南部の山地とインドシナ半島北部に居住する少数民族。農業を生業とし、山地では焼き畑耕作を行う。言語はシナ...
ヤオチュー‐パイ【么九牌】
《(中国語)》マージャンで、字牌(ツーパイ)と、数牌(シューパイ)のうちの一と九の牌の総称。
やお‐あい【八百会ひ】
数多くのものが集まり合うこと。また、その場所。特に、潮流が集まる所。「八潮道(やしほぢ)の潮の—」〈祝詞・六月晦大祓〉
やおい
男性どうしの同性愛を主題とした漫画や小説。また、そのファン。さらに、作品中の同性愛描写のことをいう。→ボーイズラブ...
や‐おう【野翁】
田舎の老人。野老。村老。また、老いた自分をへりくだっていう語。「—恙(つつが)なく」〈芭蕉書簡〉
やお‐え【八百重】
幾重にも重なっていること。非常に遠く隔たっていること。また、その場所。「滄海原(あをうなはら)の潮の—を治(しら)...
やお‐か【八百日】
多くの日数。「—行く浜の沙(まなご)も我(あ)が恋にあにまさらじか沖つ島守」〈万・五九六〉
やお‐くうこう【八尾空港】
大阪府八尾市にある空港。設置・管理者は国土交通大臣。昭和35年(1960)開港。
やお‐し【八尾市】
⇒八尾
やお‐ちょう【八百長】
《相撲会所に出入りしていた長兵衛という八百屋(通称八百長)が、ある相撲の年寄と碁(ご)を打つ際に、いつも1勝1敗に...
やおちょう【八百長】
新橋遊吉の短編小説。競馬の八百長に手を染める騎手を描く。昭和40年(1965)発表。同年、第54回直木賞受賞。
や‐おと【矢音】
射た矢が風を切って飛んでいく音。
や‐おとめ【八少女】
神事に奉仕する八人の少女。また、神楽を奏する少女。「神のやす高天原(たかまのはら)に立つ—、立つ—」〈風俗歌〉
やおに‐よし【八百丹よし】
[枕]多くの赤土を杵(きね)でつき固めて作る意で、「築く」にかかる。「—い杵築(きづき)の宮」〈記・下・歌謡〉
や‐おもて【矢面/矢表】
《2が原義》 1 質問や非難などをまともに受ける立場。「—に立って答弁する」 2 敵の矢の飛んでくる正面。「—に進...
やお‐や【八百屋】
1 野菜類を売る店。また、その人。青物屋。青果商。 2 深くはないが学問・技芸・趣味などについていろいろ知っている...
やおや‐おしち【八百屋お七】
[1668〜1683]江戸前期、江戸本郷にいた八百屋の娘。天和2年(1682)の大火の際に避難した寺で寺小姓と恋仲...
やおや‐ぼうふう【八百屋防風】
ハマボウフウの別名。
やお‐よろず【八百万】
数の限りなく多いこと。多数。無数。
やおよろず‐の‐かみ【八百万の神】
神道における神観念で、きわめて多くの神々。
やおら
[副] 1 ゆっくりと動作を起こすさま。おもむろに。「—立ち上がる」 2 静かに。そっと。「姫君、御硯(すずり)を...
や‐おれ
[感]《感動詞「や」+二人称の人代名詞「おれ」から》「やうれ」に同じ。「—景季、汝が所存も」〈浄・盛衰記〉
ヤオワラート‐どおり【ヤオワラート通り】
《Yaowarat Road》タイの首都バンコクの中心部にある通り。チャイナタウンの中心街として知られ、金の売買を...
や‐おん【野音】
「野外音楽堂」の略。特に「日比谷野外音楽堂」の通称。