やご【水蠆】
トンボ類の幼虫。水中にすみ、羽化までふつう1〜3年かかる。体は円筒形でやや平たく、下唇の先端にあるはさみを突き出し...
や‐ご【野語】
粗野な言葉。田舎の言葉。
や‐ごう【屋号】
1 家屋敷の各戸につける姓以外の通称。先祖名、職業名、家の本家・分家関係などによって呼び分けた。家名(いえな)。門...
や‐ごう【野合】
[名](スル) 1 正式の手続きによらず、夫婦になること。 2 共通するものもないばらばらの集団が、まとまりなく集...
や‐ごえ【や声】
「や」という掛け声。また、掛け声。えいごえ。「『えんさえんさ』—も聞えてきた」〈中勘助・鳥の物語〉
や‐ごえ【矢声】
「矢叫び1」に同じ。
やごえ‐の‐とり【八声の鳥】
夜の明け方にしばしば鳴く鳥。にわとり。「四辺も震うばかりにて—は高く唱えり」〈紅葉・金色夜叉〉
や‐ごし【家越し】
引っ越し。転居。家移(やうつ)り。「後を押す亭主—のしまひなり」〈柳多留・三〉
やごつ‐な・し【止事無し】
[形ク]《「やごとなし」の音変化》「やんごとない」に同じ。「さすがに—・き所の衆どものすることなれば」〈宇治拾遺・二〉
や‐ごと【屋事】
家屋の建築や屋根のふきかえ。
やごと‐な・し【止事無し】
[形ク]《「やんごとなし」の撥音の無表記から》「やんごとない」に同じ。「—・き脇顔のしめやかに」〈浮・五人女・四〉
や‐ごろ【矢頃/矢比】
矢を射るのにちょうどよい距離。矢丈(やだけ)。また転じて、物事を行うのにちょうどよい時機。ころあい。「—をはかる」