やさ【優】
《形容詞「やさしい」の語幹》名詞の上に付いて、やさしく上品である、しとやかである、などの意を表す。「—男」「—女」...
や‐さい【野菜】
食用とする植物の総称。青物(あおもの)。蔬菜(そさい)。「畑で—を作る」「生—」「清浄—」
やさい‐こうじょう【野菜工場】
⇒植物工場
やさい‐ソムリエ【野菜ソムリエ】
野菜・果物の栄養や品質、食べ方などについての知識をもつ専門家。日本野菜ソムリエ協会が認定する民間資格。旧称、ベジタ...
やさい‐もの【野菜物】
「野菜」に同じ。「其外氷豆腐だの—だの買調えて」〈福沢・福翁自伝〉
やさ‐おとこ【優男】
1 姿かたちが上品ですらりとしている男。また、性質のやさしい男。 2 風流・芸術を理解する男。風雅な男。みやびお。...
やさ‐おんな【優女】
姿かたちの美しい女。また、性質のやさしい女。やさめ。「かかる東の果てしにもまたあるものぞ—」〈浄・凱陣八島〉
や‐さか【八尺】
《「さか」は長さの単位》長いこと。また、その長さ。「我が嘆く—の嘆き」〈万・三二七六〉
やさか【八坂】
京都市東山区祇園(ぎおん)町の、八坂神社のある辺りの称。
やさか‐がた【八坂方】
⇒八坂流(やさかりゅう)
やさか‐じんじゃ【八坂神社】
京都市東山区祇園(ぎおん)町にある神社。旧官幣大社。祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)・奇稲田姫命(くしなだひめの...
やさか‐どり【八尺鳥】
[枕]潜水して長い息をする水鳥の意から、「息づく」にかかる。「—息づく妹(いも)を置きて来ぬかも」〈万・三五二七〉
やさか‐に【八尺瓊】
大きな玉。一説に、多くの玉を8尺の緒に貫いて輪にしたもの。「腕(たぶさ)にまかせる—の五百箇(いほつ)の御統(みす...
やさかに‐の‐まがたま【八尺瓊勾玉/八尺瓊曲玉】
大きな曲玉。一説に、多くの玉を長い緒に貫き輪にしたもの。上代、身につけて飾りとした。「此の神、奉迎(むかへまつ)り...
やさか‐りゅう【八坂流】
平曲の流派の一。鎌倉時代末、京都八坂に住んだ琵琶法師八坂検校城玄(城元)が創始。当時、一方(いちかた)流と勢力を二...
や‐さがし【家捜し/家探し】
[名](スル) 1 家の中を残らず捜すこと。「—してもなくした本が出てこない」 2 住む家を捜すこと。「私鉄沿線で...
やさ‐がた【優形】
[名・形動] 1 姿かたちが美しいこと。上品にすらりとやせていること。また、そのさま。「—な(の)人」 2 気だて...
や‐さき【矢先】
1 矢の先。やじり。 2 矢の飛んでくる所。矢おもて。 3 物事が始まろうとする、ちょうどそのとき。「帰ろうとした...
やさ‐ぐれ
1 家出人のこと。宿無し。やくざ・不良仲間の隠語。 2 《「ぐれ」を「ぐれる」と解したものか》転じて、無気力でいい...
やさ‐ぐ・れる
[動ラ下一]《「やさぐれ」の動詞化》 1 家出する。宿無しの状態でふらふらする。 2 《「ぐれる」と混同したものか...
や‐さけび【矢叫び】
1 矢を射当てたとき、射手が声をあげること。また、その叫び声。やごたえ。やごえ。 2 戦いの初めなどに遠矢を射合う...
やさし・い【易しい】
[形][文]やさ・し[シク]《「優しい」と同語源》 1 理解や習得がしやすい。単純でわかりやすい。平易である。「—...
やさし・い【優しい】
[形][文]やさ・し[シク]《動詞「痩(や)す」の形容詞化で、5が原義》 1 姿・ようすなどが優美である。上品で美...
やさしいうた【優しい歌】
《原題、(フランス)La bonne chanson》フォーレの歌曲。全9曲。1892年から1894年にかけて作曲...
やさしいことば【やさしい言葉】
石垣りんの第4詩集。昭和59年(1984)刊行。
やさしいさよくのためのきゆうきょく【優しいサヨクのための嬉遊曲】
島田雅彦の中編小説。著者のデビュー作で、東京外語大学在学中の昭和58年(1983)「海燕」誌に発表。1970年代の...
やさしいていはくち【優しい碇泊地】
坂上弘の長編小説。平成3年(1991)刊。同年、第43回読売文学賞小説賞および、第42回芸術選奨文部大臣賞受賞。
やさし‐が・る【優しがる】
[動ラ四] 1 恥ずかしそうにする。「気色(けしき)ばみ、—・りて、知らずとも言ひ」〈枕・四六〉 2 優美に感じる...
やさすかり【八道行成】
古代の遊戯の一。盤上に八条の線を引き、その線に従って棋子(きし)を動かして勝負を決めるものかという。後世の「十六む...
やさ‐すがた【優姿】
しとやかで優しい姿。優美な姿。「お嬢様の—に見惚(みと)れ」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
や‐さつ【野冊】
植物採集のときに使う、2枚の竹や板にひもをつけたもの。間に採集した植物を吸水用の紙とともに挟んで持ち歩く。
やさ‐ば・む【優ばむ】
[動マ四]優美そうにする。趣深そうに見せる。「ひとへに句の姿、言葉の—・みたるにはあるべからず」〈ささめごと〉
やさ‐ぶみ【優文/優書】
恋文(こいぶみ)。懸想文(けそうぶみ)。
ヤサワ‐しょとう【ヤサワ諸島】
《Yasawa》フィジー諸島、ビチレブ島北西沖に位置する諸島。北東から南西にかけて80キロメートルにわたって並び、...
や‐さん【野蚕】
蚕のように生糸のとれる、ヤママユ・クスサン・テグスサン・サクサンなど。野生の蚕。家蚕に対していう。
やさんす
[助動][やさんせ|やさんし|やさんす|やさんす|やさんすれ|やさんせ]《「やしゃんす」の音変化。近世の上方におけ...