山(やま)を当(あ)・てる
1 鉱物を埋蔵している山を掘りあてる。 2 万一の幸運をねらって行ったことが成功する。「相場で—・てる」
山(やま)を鋳(い)海(うみ)を煮(に)る
《「史記」呉王濞伝から》山から鉱物を掘り出して金属を鋳造し、海水を煮て塩を得る。国中に多くの産物を得ることのたとえ。
山(やま)を掛(か)・ける
万が一の幸運をねらって物事をする。そうなるであろうと予想して準備する。山を張る。「試験問題に—・ける」
山(やま)をな・す
うずたかくなる。たくさんたまる。山積する。「課題が—・している」
山(やま)を抜(ぬ)・く
《「史記」項羽本紀の「力は山を抜き、気は世を蓋(おお)う」から》山を抜き取るほど力が強大である。→抜山蓋世(ばつざ...
山(やま)を張(は)・る
「山を掛ける」に同じ。「—・って打席に立つ」