ゆが【瑜伽】
《(梵)yogaの音写。相応と訳す》心の制御・統一をはかる修行法。冥想による寂静の境に入って、絶対者との合一を目的...
ゆ‐がえし【弓返し】
⇒ゆみがえし(弓返し)
ゆ‐がえし【湯返し】
茶の湯で、ひしゃくを棚または卓などに飾り残す点前(てまえ)のとき、ひしゃくの合(ごう)を速く乾かすために、ひしゃく...
ゆ‐がえり【弓返り】
⇒ゆみがえり(弓返り)2
ゆが‐きょう【瑜伽教】
《三密瑜伽を主とするところから》密教の異称。
ゆ‐が・く【湯掻く】
[動カ五(四)]野菜などの灰汁(あく)を除くために、さっとゆでる。「小松菜を—・く」
ゆ‐がけ【弓懸/弽】
弓を射るときに手の指を保護するために用いる革製の手袋。左右一対の諸(もろ)弓懸、右手にだけつける的(まと)弓懸、右...
ゆ‐がけ【湯掛け】
「湯浴(ゆあ)み」に同じ。「御—御沙汰ありて」〈御湯殿上日記〉
ゆが‐さんみつ【瑜伽三密】
⇒三密瑜伽
ゆがしじろん【瑜伽師地論】
大乗論書。漢訳では弥勒(みろく)説とし、チベット訳では無著(むじゃく)著とする。4世紀ころ成立。玄奘(げんじょう)...
ゆがしま‐おんせん【湯ヶ島温泉】
静岡県伊豆市の温泉。伊豆半島中央部にある。泉質は炭酸水素塩泉・硫酸塩泉。付近に浄蓮の滝がある。
ゆが‐しゅう【瑜伽宗】
1 インドの瑜伽派のこと。 2 密教の異称。
ゆが‐しんれい【瑜伽振鈴】
密教の修法で、その前後2回、金剛鈴を振り鳴らすこと。
ゆが‐じょうじょう【瑜伽上乗】
《瑜伽の行は無上の仏乗であるという意》密教の美称。
ゆが‐の‐ほっすい【瑜伽の法水】
仏語。密教の修法により仏と一体となった境地になることを、法水にひたることにたとえていう語。
ゆが‐は【瑜伽派】
1 ⇒ヨーガ派 2 ⇒唯識派(ゆいしきは)
ゆ‐がま【湯釜】
1 湯を沸かす釜。 2 蒸気機関車のかま。ボイラー。 [補説]地名別項。→湯釜
ゆ‐がま【柚釜】
ユズの実の上部を切り、中身をくりぬいて中に調味した詰め物を入れた料理。《季 秋》「灯りても—づくりのなほつづく/秋桜子」
ゆがま【湯釜】
草津白根山頂にある火口湖。直径約300メートルで湖水は強酸性。付近に水釜(みずがま)・涸釜(かれがま)の二つの火口...
ゆがみ【歪み】
1 ゆがむこと。ゆがんでいる状態。ひずみ。「テレビの画像の—」 2 心が正しくないこと。「性格の—」
ゆ‐がみ【結髪】
《「ゆいがみ」の音変化》馬のたてがみを部分部分束ねて結ぶこと。また、そのたてがみ。巻き髪。「手綱を馬の—に捨て」〈...
ゆが‐みっしゅう【瑜伽密宗】
真言宗の異称。三密の修行をする真言密教をいう。
ゆがみ‐づら【歪み面】
ゆがんだ顔。しかめつら。
ゆがみ‐なり【歪み形】
1 ゆがんだ形。また、ゆがんだままにしておくこと。「当世女にして風俗腰つき—に」〈浮・椀久二世〉 2 いい加減。ま...
ゆがみ‐ばしら【歪み柱/曲み柱】
茶室の中柱(なかばしら)で、ゆがみのあるもの。
ゆがみ‐もじ【歪み文字】
《ゆがんだ形の字の意》ひらがなの「く」のこと。→二つ文字「二つ文字牛の角(つの)文字すぐな文字—とぞ君はおぼゆる」...
ゆが・む【歪む】
[動マ五(四)] 1 物の形が、ねじれたりたわんだりして正しくなくなる。ひずむ。「障子が—・む」「痛みに顔が—・む...
ゆが・める【歪める】
[動マ下一][文]ゆが・む[マ下二] 1 物の形を正しくないようにさせる。ゆがませる。「箱を—・める」「口元を—・...
ゆ‐がら【弓幹】
弓の本弭(もとはず)から末弭(うらはず)にかけての木や竹の部分。弦(つる)に面する方を弓腹(ゆはら)、反対を背(せ...
ゆが‐ろん【瑜伽論】
「瑜伽師地論(ゆがしじろん)」の略。
ゆがわら【湯河原】
神奈川県南西部、足柄下郡の地名。温泉町で、泉質は単純温泉・塩化物泉など。中世は土肥氏の本拠地。城願寺境内の大ビャク...
ゆがわら‐まち【湯河原町】
⇒湯河原
ゆがんだかお【歪んだ顔】
角田喜久雄の推理小説。昭和22年(1947)刊行。