よび【呼び】
呼ぶこと。招待すること。→御(お)呼び
よ‐び【予備/預備】
1 必要なときのために、前もって用意しておくこと。また、そのもの。「—に少し余分に買っておく」「—のタイヤ」 2 ...
よび‐あ・げる【呼(び)上げる】
[動ガ下一][文]よびあ・ぐ[ガ下二] 1 大声で呼ぶ。また、次々に呼ぶ。「氏名を—・げる」 2 下にいる者を呼ん...
よび‐あつ・める【呼(び)集める】
[動マ下一][文]よびあつ・む[マ下二]呼んで一つ所に集める。「生徒を講堂に—・める」
よび‐い・く【呼び生く】
[動カ下二]大声で呼んで生き返らせる。「息の通ふを頼みにして—・けけるに」〈浮・五人女・二〉
よび‐いだ・す【呼び出だす】
[動サ四]呼んで来させる。よびだす。「大夫—・して」〈かげろふ・中〉
よび‐い・れる【呼(び)入れる】
[動ラ下一][文]よびい・る[ラ下二] 1 呼んで中に入れる。招き入れる。「来客を家に—・れる」 2 嫁として家に...
よび‐えき【予備役】
現役を終わった軍人が一定期間服する兵役。平常は市民生活を送り、非常時に召集されて軍務に服する。
よび‐おこ・す【呼(び)起(こ)す/喚び起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 眠っている人に声をかけて目を覚まさせる。「寝入り端(ばな)を—・される」 2 うちにひそんで...
よび‐かえ・す【呼(び)返す】
[動サ五(四)] 1 呼んで、帰って来させる。呼びもどす。「親元へ—・される」 2 呼んで、意識をとりもどさせる。...
よび‐かけ【呼(び)掛け】
1 よびかけること。行動を促すこと。「募金の—に応じる」 2 能の人物の登場形式の一。シテが舞台にいるワキなどに声...
よびかけ‐にん【呼(び)掛け人】
人々に、ある活動への参加や協力などを要請・勧誘する人。
よび‐か・ける【呼(び)掛ける】
[動カ下一][文]よびか・く[カ下二] 1 声をかけて相手の注意をこちらに向けさせる。「垣根越しに—・ける」 2 ...
よび‐かわ・す【呼(び)交(わ)す】
[動サ五(四)]互いに呼ぶ。「名を—・す」
よび‐がくせい【予備学生】
《「海軍予備学生」の略》旧日本海軍の予備士官養成制度の一。昭和9年(1934)に発足した海軍航空予備学生を、同17...
よび‐がね【呼(び)鐘/喚び鐘】
1 「喚鐘(かんしょう)1」に同じ。 2 召使いなどを呼ぶときに鳴らす鐘。
よび‐きょういく【予備教育】
ある事を行うためにあらかじめ施す教育。
よび‐きん【予備金】
1 臨時の出費のために、あらかじめ備えておく金。予備費。 2 国会・裁判所の歳出予算に計上される予備的経費。国家予...
よび‐ぐ・す【呼び具す】
[動サ変]呼び寄せて引き連れる。「法師ばら、—・して来(こ)」〈宇治拾遺・一四〉
よび‐ぐん【予備軍】
1 決戦に投入するために後方に予備として備えてある軍隊。 2 予備役の兵で編制した軍隊。 3 (比喩的に)いずれそ...
よび‐ぐん【予備群】
ある状態、ある病気になる可能性のある人々。「糖尿病患者とその—」 [補説]「予備軍」からの転用か。「メタボリックシ...
よび‐けい【予備系】
⇒待機系
よび‐こ【呼(び)子】
人を呼ぶ合図に吹く小さな笛。よぶこ。よぶこのふえ。
よび‐こう【予備校】
上級の学校、特に大学への進学希望者に、入学試験準備のための教育をする各種学校。
よび‐こうしょう【予備交渉】
正式の交渉に入る前に、交渉の細目や技術的な問題について当事者があらかじめ行う交渉。
よび‐ごえ【呼(び)声】
《古くは「よびこえ」》 1 呼ぶ声。呼びたてる声。「金魚売りの—」 2 人選・任命などについての評判。名声。 3 ...
よび‐こ・す【呼び越す】
[動サ四]呼び寄せる。「垣越しに犬—・して鳥狩(とがり)する君」〈万・一二八九〉
よびことくちぶえ【呼子と口笛】
石川啄木の第2詩集。生前未刊行の作品。明治44年(1911)に雑誌「創作」に発表された詩を含む8編からなる詩集とし...
よび‐こみ【呼(び)込み】
客を集めるために劇場・飲食店などの入り口で通行人に呼びかけ、誘い入れること。また、その人。
よびこみ‐ろうじん【呼(び)込み老人】
⇒呼び寄せ高齢者
よび‐こ・む【呼(び)込む】
[動マ五(四)] 1 呼んで中に入れる。呼び入れる。「店に客を—・む」 2 その方へ引き入れる。引き込む。「管に水...
呼(よ)び声(ごえ)が高(たか)・い
その地位・役職につくであろうという評判が高い。「優勝候補の—・い」
よび‐さま・す【呼(び)覚ます】
[動サ五(四)] 1 眠っている人に声をかけて目覚めさせる。「枕頭で—・す下女の声に」〈二葉亭・浮雲〉 2 うちに...
よび‐しけん【予備試験】
1 本試験の前に、それを受ける学力の有無をためす試験。 2 特に「司法試験予備試験」の略。
よび‐しはらいにん【予備支払人】
参加引受または参加支払をなすべき者として、あらかじめ遡求(そきゅう)義務者(振出人・裏書人、またその保証人)によっ...
よび‐じえいかん【予備自衛官】
自衛官として1年以上の勤務経験者および予備自衛官補の訓練修了者を対象に、陸上・海上・航空自衛隊が採用する非常勤の自...
よびじえいかん‐せいど【予備自衛官制度】
軍隊の予備役に相当する日本の自衛隊の制度。普段はそれぞれの職業に従事しながら、所定の訓練を受ける。即応予備自衛官・...
よびじえいかん‐ほ【予備自衛官補】
陸上自衛隊が導入している予備自衛官制度の区分の一つ。自衛官未経験者を対象に公募する非常勤の自衛官。教育訓練のみを受...
よび‐じお【呼(び)塩】
食品の塩抜きのために、薄い塩水に浸すこと。また、それに用いる塩。
よび‐す・う【呼び据う】
[動ワ下二]呼び寄せて、すわらせる。「かの愁へをしたる匠(たくみ)をば、かぐや姫—・ゑて」〈竹取〉
よび‐すて【呼(び)捨て】
《「よびずて」とも》人の名を「君」「様」「さん」などの敬称をつけずに呼ぶこと。よびつけ。「部下を—にする」
よび‐せん【予備選】
予備選挙のこと。
よび‐せんきょ【予備選挙】
候補者を絞り込むために、本選挙の前に行われる選挙。米国の大統領選挙では、選挙の年に各州で行われ、共和党・民主党の公...
よび‐たて【呼(び)立て】
1 呼びたてること。「気軽に—できる相手」→御(お)呼び立て 2 合図をして立ち去らせること。また、その合図。「太...
よび‐た・てる【呼(び)立てる】
[動タ下一][文]よびた・つ[タ下二] 1 声を張り上げて呼ぶ。「名前を—・てる」 2 呼んでわざわざ来させる。呼...
よび‐だし【呼(び)出し】
1 呼び出すこと。呼んで来させること。「警察から—が来る」 2 相撲で、取り組む力士の名を呼び上げる役。触れ太鼓・...
よびだし‐じょう【呼(び)出し状】
1 人を呼び出すための文書。 2 民事訴訟で、当事者や証人などに期日を告知して出頭を命じる旨を記載した書面。
よびだし‐でんわ【呼(び)出し電話】
電話を持っていない人が、電話のある近所の家などに取り次いでもらって使う電話。
よび‐だ・す【呼(び)出す】
[動サ五(四)] 1 呼んで来させる。「近くの店へ—・す」「裁判所に—・される」 2 コンピューターで、補助記憶装...
よび‐ちしき【予備知識】
事をする前に知っておく必要のある知識。