よ‐わ【夜半】
よる。よなか。やはん。
よ‐わ【余話】
世間に知れ渡っていないちょっとした話。こぼれ話。余聞。「学界—」
よわい【齢/歯】
1 生まれてから重ねてきた年数。年齢。「—を重ねる」 2 年配。年ごろ。「今少し物おぼし知る—にならせ給ひなば」〈...
よわ・い【弱い】
[形][文]よわ・し[ク] 1 力や技が劣っている。「握力が—・い」「—・いチーム」⇔強い。 2 心身が丈夫でない...
よわい‐エーアイ【弱いAI】
《weak AI》人間のような、または人間以上の知的処理は可能だが、自我や自意識をもたない人工知能。米国の哲学者J...
よわい‐ぐさ【齢草】
《齢を延べる草の意》菊の別名。
よわい‐じんこうちのう【弱い人工知能】
⇒弱いAI
よわい・する【歯する】
[動サ変][文]よはひ・す[サ変]《「歯(し)する」の「歯」を訓読みにした語》仲間としてつきあう。同列に立つ。「こ...
よわい‐そうごさよう【弱い相互作用】
自然界に存在する四つの基本的な力(相互作用)の一。名称は電磁相互作用の約10万分の1の強さしかないことから。β崩壊...
よわい‐ちから【弱い力】
⇒弱い相互作用
よわい‐にんげんげんり【弱い人間原理】
⇒人間原理
よわ‐き【弱気】
[名・形動] 1 事にあたって気力に乏しいこと。気が弱いこと。また、そのさま。「—を出す」「—な意見」「病気をして...
よわき‐すじ【弱気筋】
取引で、弱気2の側に立つ人たち。⇔強気筋。
弱(よわ)き者(もの)汝(なんじ)の名(な)は女(おんな)なり
《Frailty, thy name is woman!》シェークスピア「ハムレット」の中のせりふ。女とは心変わり...
弱(よわ)きを助(たす)け強(つよ)きを挫(くじ)・く
弱い者を救い、横暴な者をこらしめる。任侠(にんきょう)の気風をいう。
よわ‐ぎん【弱吟】
能の謡(うたい)の歌唱様式の一。声をやわらかく、旋律的に謡うもの。優美・凄艶(せいえん)・哀切などの気分を表現する...
よわ‐ごし【弱腰】
[名]腰のいくらか細くなっている部分で、帯を締めるところ。「消えそうな—に、裾模様が軽(かろ)く靡(なび)いて」〈...
よわごし‐がいこう【弱腰外交】
外交交渉で、自国に不利であっても結局は相手国の要求に従ってしまう対応の仕方をいう。→強腰外交
よわ‐ざいりょう【弱材料】
「悪材料(あくざいりょう)1」に同じ。
よ‐わたし【夜渡し】
[副]一晩中。夜どおし。「昼暮らし—聞けど」〈万・四〇八九〉
よ‐わたり【世渡り】
[名](スル)生活していくこと。よすぎ。渡世。「—がうまい」「怪しい商売で—する」
よ‐わた・る【世渡る】
[動ラ四]生計を立てる。生活をしていく。「木枯(こがらし)や何に—・る家五軒」〈蕪村句集〉
よ‐わた・る【夜渡る】
[動ラ四]夜の間に通る。夜間に渡っていく。「天の原雲なき夕(よひ)にぬばたまの—・る月の入らまく惜しも」〈万・一七一二〉
よわなさけうきなのよこぐし【与話情浮名横櫛】
歌舞伎狂言。世話物。9幕。3世瀬川如皐(じょこう)作。嘉永6年(1853)江戸中村座初演。木更津の博徒の妾(めかけ...
よわ‐ね【弱音】
力のない物言い。また、意気地のない言葉。「—を吐く」
よわ‐の‐あらし【夜半の嵐】
1 夜吹く風。 2 《「明日ありと思ふ心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは」〈親鸞上人絵詞伝〉による》一夜で桜花を散...
よわ‐の‐けぶり【夜半の煙】
夜に立ち上る煙。多く火葬の煙をいう。「旅の空—と上りなばあまの藻塩火(もしほび)たくかとや見む」〈後拾遺・羇旅〉
よわのねざめ【夜半の寝覚】
⇒夜の寝覚
よわ‐び【弱火】
火力の弱い火。とろ火。⇔強火。
よわ‐ふくみ【弱含み】
《「よわぶくみ」とも》取引で、相場が多少とも下がる傾向を示していること。⇔強含み。
よわ‐ま・る【弱まる】
[動ラ五(四)]力や勢い、程度などが次第に弱くなる。「風が—・る」⇔強まる。
よわ‐み【弱み】
1 弱いこと。また、その程度。 2 弱いところ、劣っている点。弱点。また、他人に対して後ろめたいと思っているところ...
よわ‐みそ【弱味噌】
意気地のない人。また。そのような人をあざけっていう語。弱虫。
よわ・む【弱む】
[動マ下二]「よわめる」の文語形。
よわ‐むし【弱虫】
気の弱い人。意気地のない人。
よわ‐め【弱目】
1 弱ったとき。弱った状態。よわりめ。「物怪(もののけ)などもかかる—に所得るものなりければ」〈源・夕霧〉 2 よ...
よわ・める【弱める】
[動マ下一][文]よわ・む[マ下二]力や勢い、程度などを次第に弱くする。よわらせる。「ガスの火を—・める」⇔強める。
よわよわ‐し・い【弱弱しい】
[形][文]よわよわ・し[シク]いかにも弱そうである。力や元気がなさそうである。「—・いからだつき」「—・い声で答...
よわり【弱り】
弱ること。衰えること。「身の—」
よわり‐き・る【弱り切る】
[動ラ五(四)] 1 すっかり弱くなる。ひどく衰える。「からだが—・っている」 2 非常に困ってどうしてよいかわか...
よわり‐は・てる【弱り果てる】
[動タ下一][文]よわりは・つ[タ下二] 1 すっかり弱る。非常に衰える。「心身ともに—・てる」 2 どうしたらよ...
よわり‐め【弱り目】
弱った状態。困っているとき。
弱(よわ)り目(め)に祟(たた)り目(め)
弱ったときに、さらに災難にあうこと。不運が重なること。泣き面に蜂。
よわ・る【弱る】
[動ラ五(四)] 1 体力・気力が衰える。「視力が—・る」「病気で—・る」 2 物事の力や勢いがなくなる。「火力が...