わ‐ご【和語/倭語】
1 日本のことば。日本語。「洋人—を習うに大に苦み」〈村田文夫・西洋聞見録〉 2 漢語およびその他の外来語に対して...
わ‐ごう【和合】
[名](スル) 1 仲よくなること。親しみ合うこと。「夫婦—の道」「家族が—する」 2 男女が結ばれること。結婚す...
わごう‐じん【和合神】
中国で、婚礼のときに祭る神。寒山・拾得の二仙(二聖)で、ともに蓬頭(ほうとう)で笑顔、緑衣を着け、一人は棒と鼓を持つ。
わごうじん【和合人】
⇒滑稽和合人(こっけいわごうじん)
わごう‐そう【和合僧】
仲よく親しみ合う僧衆の教団。律では成員五人以上とする。
わご‐おおきみ【我ご大君】
「わがおおきみ」の音変化。「やすみしし—高照らす日の皇子」〈万・五二〉
わごくへん【倭玉篇/和玉篇】
室町中期の漢和字書。3巻。編者・成立年未詳。漢字を部首により分類、片仮名で音訓を示す。わぎょくへん。
わ‐ごこう【輪後光】
仏像などの、輪状の後光。
わごし‐の‐まつり【輪越しの祭】
《茅(ち)の輪をくぐったりするところから》夏越(なご)しの祓(はらえ)の異称。
わごせつのりゃくず【和語説略図】
江戸後期の文法図表。1枚。東条義門著。天保4年(1833)刊、同13年増補。「友鏡」を整理したもので、文語の活用形...
わ‐ごぜ【我御前/和御前】
[代]二人称の人代名詞。女性を親しみを込めて呼ぶ語。あなた。おまえ。「—が常々あの男に」〈浄・用明天王〉
わ‐ごと【和事】
歌舞伎で、柔弱な色男の恋愛描写を中心とした演技。また、その演出様式。元禄期(1688〜1704)に発生し、主に上方...
わごと‐し【和事師】
歌舞伎で、和事を得意とする役者。
わ‐ごぼう【我御房/和御房】
[代]二人称の人代名詞。僧を親しみを込めて呼ぶ語。「—は命惜しくはなきか」〈今昔・二三・一九〉
わ‐ゴム【輪ゴム】
輪状のゴムバンド。ものを束ねたり、包装したりするのに用いる。
わ‐ごりょ【我御料/和御寮】
[代]二人称の人代名詞。対等またはそれ以下の相手を親しみを込めて呼ぶ語。男女ともに用いられる。「先づ—は誰なれば」...
わ‐ごりょう【我御料/和御寮】
[代]「わごりょ(我御料)」に同じ。「—思へば安濃の津より来たものを」〈閑吟集〉
わ‐ごれ
[代]「わごりょ(我御料)」の音変化。「—たちより吟味して」〈浮・歌三味線・三〉
わ‐ごん【和琴/倭琴】
日本の弦楽器の一。神楽・東遊(あずまあそ)びなど、雅楽の日本古来の歌舞に用いる6弦の琴。多くは桐(きり)製で、長さ...
ワゴン
1 四輪車。四輪の馬車。 2 手押し車。移動式の配膳(はいぜん)台や商品陳列台。「—サービス」「—セール」 3 「...
ワゴン‐サービス
《(和)wagon+service》 1 宴会場などで飲食物などを手押し車にのせ、客席間を回るサービス方式。 2 ...
ワゴン‐しゃ【ワゴン車】
《ワゴンはwagon》「ステーションワゴン」に同じ。
ワゴン‐セール
《(和)wagon+sale》(百貨店などで)手押し車のような荷台に特売品などをのせて、売り出しをすること。