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明哲保身の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

聡明そうめい道理に明るい人は、危険を避け身を安全に保つ意。また、本来意味とは異なり、「保身」の意味誤解されて、自分の身の安全だけを考え、要領よく生きるという意味で使われることもある。▽「明哲」は賢くて物事道理に明るいこと。また、その人やそのさま。「明哲めいてつを保たもつ」と訓読する。
出典
『詩経しきょう』大雅たいが烝民じょうみん
句例
明哲保身を貫く
用例
その一方、どこかしら明哲保身を最上智と考える傾向が、時々師の言説の中に感じられる。<中島敦・弟子>

明哲保身の解説 - 学研 四字熟語辞典

聡明物事道理に明るい人は、身を誤ることがないということ。また、物事をうまく処理するため、危険に身をさらすことがないということ。
注記
「保身」の意を誤解して、自分の身の安全だけを考えて行動する、利己的な保身術・処世術の持ち主という意で用いることもある。「明哲めいてつを保たもつ」と読み下す。
出典
『詩経しきょう』大雅たいが・烝民じょうみん
用例
他の弟子達がこれを一向に感じないのは、明哲保身主義が彼等に本能として、くっついているからだ。〈中島敦・弟子〉

明哲保身の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「詩経大雅・烝民から》聡明道理に通じていて、物事的確処理し、安全に身を保つこと。

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