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大盤振舞の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

盛大にごちそうしたり、気前よく物を与えたりすること。▽「大盤」は、高貴の人の家などで食べ物を入れた器を載せる台の意。もとは「椀飯振舞おうばんぶるまい」と書き、「椀飯」は椀わんに盛った飯をすすめる意。また、王朝時代には宮中で供せられる膳ぜん、江戸時代ごろには民家で正月に親戚しんせきなどを招いて、宴会を催すことをいった。「大盤」はこの「椀飯」の字から転じて、慣用化したものとされる。
句例
人々に大盤振舞をする
用例
あっちへしゃもを十羽持って来た。酒も二斗届く。久しぶりで、今夜は大盤振舞をして呉れ給え。<子母沢寛・勝海舟>
活用形
〈―スル〉

大盤振舞の解説 - 学研 四字熟語辞典

盛大宴会を開いたり、気前よく物を振舞ったりすること。
注記
「大盤」は、当て字で、本来は「椀飯おうばん」が正しい。「椀飯」は、椀に盛った飯。鎌倉時代、正月に将軍のもとへ大名が出仕してお祝いの御膳を献上したことから始まったことば。
表記
「大盤」は、「椀飯」のほかに、「大番」「大飯」「大判」などと書くこともある。

大盤振舞の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[名](スル)おうばんぶるまい(椀飯振る舞い)」に同じ。「仲間を連れて—する」

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