• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

脚下照顧の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

自分の足元をよくよく見よという意。もと禅家の語で、他に向かって悟りを追求せず、まず自分の本性をよく見つめよという戒めの語。転じて、他に向かって理屈を言う前に、まず自分の足元を見て自分のことをよく反省すべきこと。また、足元に気をつけよの意で、身近なことに気をつけるべきことをいう。▽「脚下」は足元の意。転じて、本来自分、自分自身。「照顧」は反省し、よく考える、また、よくよく見る意。「照顧脚下しょうこきゃっか」ともいう。
句例
脚下照顧の心を忘れない
用例
脚下照顧というのは、自分の足もとをよく見よということで、自分の立っているところがわからなければ、<瀬戸内晴美・青鞜>
活用形
〈―スル〉

脚下照顧の解説 - 学研 四字熟語辞典

身近なことに十分気をつけるべきだということ。また、自分のことをよく反省すべきだということ。他人にとやかく言う前に、まず自分自身を見つめ直せという戒めのことば。
注記
「脚下」は、足もと。「照顧」は、反省して一つ一つ確める。また、ふり返ってよく考える。もとは禅宗のことば。「照顧脚下しょうこきゃっか」ともいう。
表記
「脚下」を「却下」と書きちがえない。

脚下照顧の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

禅家で、足もとに気をつけよの意。自己反省、または日常生活の直視を促す語。

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。