一言居士の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

何事にも、必ず何かひとこと言わなければ気のすまない人のこと。▽「居士」は、もとは出家した僧侶そうりょではなく、在家で仏教帰依する男子の称。わが国では男子が死んだ後、戒名の下につける称号。ここでは「一言抉こじこじつける」を人名になぞらえていったもの。「言」は「ごん」とも読む。
用例
隠居はしても如水じょすいは常に一言居士、京城に主力を集中、その一日行程の要地に堅陣を構え、<坂口安吾・二流の人>

一言居士の解説 - 学研 四字熟語辞典

何かにつけ、自分意見をひとことでも言わなければすまない性格の人。口を出さずにいられない人。
注記
「一言」は、ちょっとしたひとこと。「居士」は、もともと在家で仏道修行をする人を呼んだ。後に、男子の戒名の下につける称号となった。一般に、男子を意味する。「一言」は「いちごん」とも読む。

一言居士の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

どんな事についても、なにか自分意見を言わないと気のすまない人。いちごんこじ。

⇒いちげんこじ(一言居士)

出典:青空文庫

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