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二股膏薬の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

そのとき次第でどちらの側にも従うこと。また、その人。定見なく、あっちへついたり、こっちへついたりする節操のない人。▽「二股」は内股の意。「膏薬」は練り薬。内股に貼った薬は、歩くうちに左右の足にあちこちつくことからいう。「膏」は「ごう」とも読む。
句例
二股膏薬の人
用例
前田利家あたりから「二股膏薬」とののしられたにせよ、三十三歳でこの措置は、なかなかの敏腕といえるだろう。<杉本苑子・決断のとき>

二股膏薬の解説 - 学研 四字熟語辞典

内股に塗った練り薬が、歩いているうちに左右どちらの足にもつく意から、自分の考えがなく、そのときの都合しだいであっちについたりこっちについたりする無節操な人のこと。
注記
「二股」は、両内股のこと。「膏薬」は、練り薬。「ごうやく」とも読む。
表記
「二股」を「二又」と書きちがえない。

二股膏薬の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

内股 (うちまた) にはった膏薬のように、どちら側にもつくこと。定見節操のないこと。また、その人。内股膏薬。

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