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無為無能の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

意義のあることをやりもしないし、できもしないこと。何もできないこと。行うこともやり遂げる力もないということ。へりくだるときにも用いられる。▽「為」は行うこと、行為。「能」は物事をやり遂げる力。
句例
無為無能の身ながら
用例
むしろ我々は、かかる人達の活動によって辛うじて信望を保っている現文壇の無為無能を責めたいのである。<大宅壮一・文学史的空白時代>

無為無能の解説 - 学研 四字熟語辞典

何もしないし、何もできないということ。
注記
自分の能力や才能を謙遜していうことば。「無為」は、何もしないこと。「無能」は、はたらきや才能がないこと。
用例
私は今日こんにち限り、当区に居住する事を止めるつもりでございます。無為無能なる閣下の警察の下もとに、この上どうして安んじている事が出来ましょう。〈芥川龍之介・二つの手紙〉
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