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狡兎三窟の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

人が身の安全のために、たくさんの避難場所やさまざまな策を用意するたとえ。難を逃れるのに巧みなたとえ。また、ずる賢い者は用心深く、抜かりなく困難から逃れる手段用意しているたとえ。すばしこいうさぎは三つの隠れ穴をもって危険から身を守る意から。▽「狡」はすばしこいこと。また、悪賢いこと。「窟」は穴。
出典
『戦国策せんごくさく』斉策せいさく

狡兎三窟の解説 - 学研 四字熟語辞典

身を守るのにきわめて用心深いことのたとえ。困難災難を逃れるのが巧みであることのたとえ。
注記
「狡兎」は、すばしこくずるがしこいウサギのこと。「窟」は、穴。すばしこくずるがしこいウサギは、いざというときのために三つの隠れ穴をもっているという意から。出典の「狡兎に三窟有り、僅わずかに其の死を免まぬがるるを得るのみ」による。
表記
「兎」は、「兔」とも書く。
出典
『戦国策せんごくさく』斉せい
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