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自己矛盾の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

自分自身の中で、論理行動が食い違い、つじつまが合わなくなること。▽「矛盾」はつじつまの合わないこと。
句例
自己矛盾をきたす、自己矛盾に陥る
用例
『古今集』の撰者に選ばれた友則も貫之も躬恒も忠岑も、『寛平御時后宮歌合』(八九三頃)その他のもともと遊戯的社交的、或いは享楽的であった歌合に招かれた歌人として、微官、微臣ながら出世の糸を掴つかんだわけだから、さきの序を書きながら、貫之自身、くすぐったいもの、自己矛盾といってよいものを感じたであろう。<唐木順三・古今集の撰者たち>

自己矛盾の解説 - 学研 四字熟語辞典

同一人物の言説行動が、首尾一貫しゅびいっかんしていないこと。
注記
「矛盾」は、つじつまが合わないこと。
用例
現実は形を有ち、現実においてあるものは、何処までも決定せられたもの、即ち実在でありながら、矛盾的自己同一的に決定せられたものとして、現実自身の自己矛盾から動き行くものでなければならない。〈西田幾多郎・絶対矛盾的自己同一〉

自己矛盾の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

論理実践において、自己の中に自己否定するものを含んでいること。「—に陥る」

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