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閑雲野鶴の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

世俗拘束されず、自由にのんびりと暮らすたとえ。また、自適の生活を送る隠士心境のたとえ。大空にゆったりと浮かぶ雲と、広い野にいる野生のつるの意から。▽「閑雲」は大空にゆったりと浮かぶ雲。「野鶴」は野に気ままに遊ぶつる。何ものにもしばられない自由な生活のたとえ。「閑」は「間」とも書く。
出典
『全唐詩話ぜんとうしわ』僧貫休そうかんきゅう
句例
閑雲野鶴の心境
用例
そして十幾ヶ月の間閑雲野鶴を友として暮したが、<石川啄木・葬列>

閑雲野鶴の解説 - 学研 四字熟語辞典

俗世に煩わされずに、自由にのんびりと暮らすこと。また、悠々自適の生活を送る隠士いんし心境のたとえ。
注記
「閑雲」は、空にゆったりと浮かぶ雲。「野鶴」は、野に遊ぶツル。俗世間との関係をたっている隠士のたとえ。
表記
「閑」は、「間」とも書く。
出典
『全唐詩話ぜんとうしわ』僧貫休そうかんきゅう
用例
十八歳の春、一先づこの第二の故郷を退いて、第一の故郷に歸つた。そして十幾ケ月の間閑雲野鶴を友として暮したが、五年以前の秋、思立つて都門の客となり、さる高名な歴史家の書生となつた。〈石川啄木・葬列〉

閑雲野鶴の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「野鶴」は野原に遊ぶ鶴の意》なんの束縛も受けないで、伸び伸びと暮らす境遇のたとえ。俗世間を離れた悠々自適の生活。

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