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雅俗折衷の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

風雅なものと卑俗なものを交ぜ用いること。また、文語体と口語体を適宜交ぜた文。小説などで、地の文は上品で優美雅文、文語体を用い、会話文は口語体を用いるいわゆる雅俗折衷文のこと。▽明治時代初・中期発達した。先駆けとして井原西鶴いはらさいかくなどがあり、坪内逍遥つぼうちしょうようなどが提唱した。
句例
雅俗折衷の文章を書く
用例
我が国にていにしえより小説に用い来りし文体は一定ならねど、要するに雅と俗と雅俗折衷の三体の外にはあらじ。<坪内逍遥・小説神髄>
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