ごんご‐どうだん〔‐ダウダン〕【言語道断】 の意味

  1. [名・形動]
  1. 仏語。奥深い真理は言葉で表現できないこと。
  1. 言葉で言い表せないほどひどいこと。とんでもないこと。また、そのさま。もってのほか。「人のものを盗むとは言語道断だ」「言語道断な(の)行い」
  1. 言葉で言いようもないほど、りっぱなこと。また、そのさま。
    • 「時々刻々の法施祈念、―の事どもなり」〈平家・一〉
  1. 表現しがたいほど驚嘆した気持ちを表す語。感動詞的に用いられる。
    • 「―、ご兄弟のご心中を感じ申して」〈謡・春栄〉
  • ごんご‐どうだん〔‐ダウダン〕【言語道断】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・これは「修理病気に付、禁足申付候様にと屹度、板倉佐渡守兼ねて申渡置候処、自身の計らいにて登城させ候故、かかる凶事出来、七千石断絶に及び候段、言語道断の不届者」という罪状である。

      芥川竜之介「忠義」

    • 」 言語道断、先を越されて小宮山はとぼんと致し、「へい。

      泉鏡花「湯女の魂」

    • ・・・以上のような読み方をするのはアカデミックな言語学者から見れば言語道断な乱暴な所業であるに相違ない。

      寺田寅彦「短歌の詩形」