1. 特定の取引先(店舗)における売上高や販売数量のうち、自社商品が占める割合を指す。 インストアシェア(%) = 取引先における自社商品の販売金額(数量) ÷ 取引先の総販売金額(数量) × 100
  2. この値によって、取引先(あるいは店舗)における自社製品の相対的地位や、取引先の店頭で行われるセールス・プロモーションの効果が把握できる。一般的な小売を顧客に持つ業種(たいていの消費財メーカーは該当するだろう)の営業部隊にとっては、その顧客との力関係に大きな影響を与える非常に重要な指標である。 インストアシェアが競合に比べて低いと、その小売の中での位置づけも当然低くなり、自社の製品を良い位置に置いてもらえない、値下げ販売の対象となりやすい、結果として消費者の認知も低くなったりマージンも悪化したりという悪循環に陥りやすい。逆にインストアシェアが高ければ、小売自身が販促に力を入れてくれる、新商品との入れ替えなど自社側の希望を聞いてくれる、といった好循環が回る可能性が高まる。 また、その商品の市場シェアとインストアシェアを比較することで、店頭プロモーションの効果を測る指標にもなる。その商品の市場全体でのシェアを、ある小売業者のインストアシェアが継続的に上回ったなら、何らかの店頭プロモーションによる効果が考えられる。