1. Joseph A. Schumpeter
  2. オーストラリアの経済学者(1883-1950)。イノベーション理論を確立した。 シュンペーターは、ワルラスの一般均衡理論の考え方を用いて、市場の均衡状態を沈滞と見なした。その沈滞状態をシフトさせるものがイノベーションであると初期の著書『経済発展の理論』で述べている。 イノベーションという言葉は技術面だけではなく、組織や販売などの面についても応用されると考えられ、そのようなイノベーションの実行者を「企業者」と呼ぶ。また、シュンペーターは、主著『資本主義・社会主義・民主主義』にて、イノベーションの理論を軸として経済活動における新陳代謝を「創造的破壊」という言葉で表している 。 主な著書に『理論経済学の本質と主要内容』『経済発展の理論:企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究』『経済学史:学説ならびに方法の諸段階』『景気循環論:資本主義過程の理論的・歴史的・統計的分析』『資本主義・社会主義・民主主義』などがある。