1. cost accounting
  2. 製品、部門、顧客などの対象別に、原価、コストを測定すること。
  3. わが国においては、政府の諮問機関である企業会計審議会が昭和37年11月に公表した「原価計算基準」に則っている。この原価計算基準によると、原価計算の目的は以下の通りである。 「原価計算は、従来財務諸表を作成するに当たって真実の原価を正確に算定表示するとともに、価格計算に対して資料を提供することを主たる任務として成立し、発展してきた。しかしながら、近時、経営管理のため、とくに業務計画および原価管理に役立つための原価計算への要請は、著しく強まってきており、今日、原価計算に対して与えられる目的は単一ではない。すなわち、企業の原価計算制度は、真実の原価を確定して財務所諸表の作成に役立つとともに、原価を分析し、これを経営管理者に提供し、もって業務計画および原価管理に役立つことが必要とされている。したがって、原価計算制度では、各企業がそれに対して期待する役立ちの程度において重点の相違はあるが、いずれの計算目的にもともに役立つように形成され、一定の計算秩序として常時継続的に行われるものであることを要する」 原価計算による原価やコスト構造の把握は、その製品や事業の採算性や効率を評価するために現場レベルで重要であるばかりか、全社的な新製品戦略や事業戦略の策定にも欠かすことはできず、経営陣、株主、債権者といったステークホルダーにも重要な影響を及ぼす。