1. profitability analysis
  2. 会社の利益を生み出すことができる力をその構造的な面から測定する指標分析。
  3. 売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高当期純利益率などがある。 売上高総利益率 = 売上総利益 ÷ 売上高 売上高営業利益率 = 営業利益 ÷ 売上高 売上高経常利益率 = 経常利益 ÷ 売上高 売上高当期純利益率 = 当期純利益 ÷ 売上高 これらの指標が高いということは、少ない費用で効果的に高い売り上げを実現しているということでもある。戦略や経営の良し悪しが直接反映される指標でもあり、経営者や外部ステークホルダーの注目が最も集まる指標である。なお、これらの指標は損益計算書の数字しか用いていない。より詳細に収益性を見る場合には、総合的な収益力を示す指標であるROA(総資産利益率)やROEを併用することが望ましい。 収益性分析を行う際には、上記のそれぞれの比率に注目することもさることながら、個々の費用が売上高に占める割合もあわせて見ることで、経営の実態がよく把握できる。例えば、同じ売上高営業利益率が下がった場合でも、売上高に占める広告費の比率が上がったのと、業務の外部委託費の比率が上がったのでは、意味合いは異なってくる。 収益性分析を行う際によく出る議論として、売上高営業利益率と売上高経常利益率のどちらを重視するか、というものがある。売上高経常利益率は財務活動なども含めた通常の企業活動における利益率であり、金融収支の良し悪しや資金調達力の違いなどの財務体質も含めた総合的な収益性が反映される。ただし、有価証券評価損益が営業外収益や営業外費用に含まれることがあるため、結果として経常利益が大きく変化していることもある。したがって、本業をもとにした実力を知りたいのであれば、売上高営業利益率を用いる必要がある。