1. rating
  2. 社債などに対する評価の指標。個別の債券に対して、約定どおり元本と利息が支払われる確実性を、AAAやAa1などの符号で表示する。
  3. 債権を発行する債務者は、格付け会社に自らの債務を格付けしてもらい、投資家はこの情報によって運用にかかるリスク管理を行う。格付けには、債務者が格付け会社に格付けを依頼して取得するものと、格付け会社が独自の判断で格付けを行うもの(いわゆる勝手格付け)がある。また、長期債と短期債は、別々に評価される。 代表的な格付け会社は、アメリカのムーディーズ・インベスターズ・サービス、スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービスなど。日本にも日本格付け研究所、日本格付け投資情報センター(通称R&I)などがある。 格付けを理解するうえで注意しなければならないのは、格付け会社が評価しているのは、あくまで「信用リスク」、すなわち債務を履行する能力がどれだけあるかということである。決して企業の全体的な経営能力を評価しているものではない。判断基準として実際に用いられているのは、元利金の支払いに充当されるであろうキャッシュフローのレベル、安定性、収益性、成長性などの指標のほか、現預金、短期有価証券の金額などである。 なお、債権以外に格付けの対象となっているものに、預金、投資信託、保険支払能力、デリバティブ、仕組み債、ローン債権などがある。