1. 新製品開発プロセスにおいて、ニーズ発想またはシーズ発想により創出されたアイデアを、企業理念や戦略領域、経営資源、経済性、市場性、実現性などの観点から検討・スクリーニングしたのち、「だれにどのようなベネフィットを与えるものかを明確かつ詳細な言葉に落とし込んだもの」。
  2. 「想定するユーザーが、実際にそれを使用している場面をイメージできるまでに具体化されたアイデア」「基本的なアイデアが、消費者にとって意味を持つ形に落とし込まれたもの」であり、いわば「想定される顧客にとっての購買理由」と言える。 製品コンセプトを明確化していく過程と並行して明らかにされるのが、「標的市場」と「ポジショニング」である。また、比較検討されて絞り込まれたコンセプトは、製品化の具体的検討にあたって、すべての関連部署が共有すべき共通言語となる。この部分で誤解があったり、理解が不十分だったりすると、顧客の求める製品は具現化できない。製品コンセプトの設計は、主要関連部署の間で徹底的に議論し、お互いに納得していなければならない重要なステップである。