1. weighted average cost of capital
  2. 資本コストの代表的な計算方法で゛、借入にかかるコストと株式調達にかかるコストを加重平均したもの。加重平均資本コスト。rD=実効金利、rE=rf+β(rM−rf)、T=実効税率
  3. 意義として、以下の3点が挙げられる。 ①株主資本はタダではない 日本の経営者の中には、株式発行による資金調達は株主に対して金利を支払う必要がないので、「タダ」であると認識される方もいる。しかし、WACCは、株主も一定の割合(株主資本コスト=上記の式でrEで示される)で収益が還元されることを期待していることを示唆する。 ②資本コストを最小化することが利益増加につながる 通常、株主資本コストは負債コスト(借り入れに対する利息)よりも高くなるので(その分リスクが高いので)、株主資本を少なくし、その分負債を多くすれば全体としての資金調達コスト(=WACC)は下げられることが示唆される。ただし、有利子負債額の割合を大きくしすぎると経営破綻のリスクが高まるので、どのバランスが最適な資本構成かは判断が必要になる ③企業価値の最大化につながる 経営者は、最適資本構成を実現することによりWACCを最小化し、ひいては企業価値を最大化することができると示唆される(ごく単純化すると、企業価値は、その企業が将来にわたって生みだすフリー・キャッシュフローをWACCで現在価値に引き戻したものなので)。
  4. 「またWACCは、加重平均資本コスト,資金調達コストとも言う」