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数理債務

  1. 厚生年金基金において、平成9年度から新たに導入された債務のこと。総給付現価から標準掛金収入現価及び政府負担金現価を控除して算出される。平成9年度以前は、責任準備金( = 数理債務-特別掛金収入現価)を貸借対照表の負債として計上していたが、責任準備金は特別掛金収入現価が控除されているため、貸借対照表上は過去勤務債務が基金の負債ではないかのように見えていた。これを是正すべく、責任準備金に特別掛金収入現価を加えた「数理債務」を貸借対照表の負債として計上し、資産に「特別掛金収入現価」を計上することによって、貸借対照表の明確化が図られた。 さらに、最低責任準備金の凍結解除後は、原始数理債務から代行部分の過去期間に係る給付現価を控除した額が、数理債務となる。つまり、数理債務は、代行部分以外の部分の給付債務を意味し、代行部分の給付債務は、最低責任準備金という勘定科目で別に計上されることになる。 確定給付企業年金においても、厚生年金基金と同様の財政運営が行なわれている。