ルフェーブル【Georges Lefebvre】
[1874〜1959]フランスの歴史学者。フランス革命の社会経済史的側面を実証的に研究し、多くの業績を残した。著「フランス革命」「革命的群衆」など。
ル‐ブラン【Charles Le Brun】
[1619〜1690]フランスの画家・装飾家。ルイ14世の首席宮廷画家。美術行政全般を支配し、ベルサイユ宮殿の装飾などを主宰、絵画・装飾において華麗な様式を創出した。
ルブラン【Maurice Leblanc】
[1864〜1941]フランスの推理小説家。怪盗ルパンを主人公とする一連の作品で知られる。作「水晶の栓」「奇巌城(きがんじょう)」「813」など。
ルブラン【Nicolas Leblanc】
[1742〜1806]フランスの化学者。ルブラン法を発明して、ソーダ工業を創始した。
ルブルック【Guillaume de Rubruquis】
[1220ころ〜1293ころ]フランスのフランチェスコ会修道士。1253年、フランス国王ルイ9世の命を受けてモンゴル皇帝のもとに派遣され、カラコルムでモンケ‐ハンに謁見して帰国。中央アジア各地の...
ルムンバ【Patrice Emery Lumunba】
[1925〜1961]コンゴ民主共和国の政治家。民族主義運動の指導者となり、1960年ベルギーからの独立後初代首相となったが、その後の動乱のなかで殺害された。
ルメット【Sidney Lumet】
[1924〜2011]米国の映画監督。陪審員制度を扱った「十二人の怒れる男」で長編映画デビューし、ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞。実際の銀行強盗事件に材を取った「狼(おおかみ)たちの午後」や、...
ルメートル【Jules Lemaître】
[1853〜1914]フランスの批評家。フランスにおける印象批評の代表者。著「現代作家論」「演劇印象集」など。
ルリア【Salvador Edward Luria】
[1912〜1991]米国の分子生物学者。イタリア生まれ。細菌ウイルス(ファージ)の遺伝学を研究し、細菌ウイルスの変異や多重感染による活性化などの現象を明らかにした。1969年、ノーベル生理学医...
ルルフォ【Juan Rulfo】
[1918〜1986]メキシコの小説家。ラテンアメリカの重要な作家の一人で、長編「ペドロ=パラモ」、短編集「燃える平原」などがある。
ルンゲ【Philipp Otto Runge】
[1777〜1810]ドイツの画家。フリードリヒとともにドイツ‐ロマン主義絵画を代表。「朝」などの神秘的・象徴的作品のほか、肖像画にもすぐれた。
ルー‐シュン【魯迅】
⇒ろじん(魯迅)
ルーズベルト【Roosevelt】
(Theodore 〜)[1858〜1919]米国の政治家。第26代大統領。在任1901〜1909。共和党。トラストの摘発、自然保護などの革新政策を行い、外交では、パナマ運河建設、ラテンアメリ...
ルーテル【Luther】
⇒ルター
ルーデンドルフ【Erich Ludendorff】
[1865〜1937]ドイツの軍人。第一次大戦ではヒンデンブルクのもとで参謀次長に就任、事実上の戦争指導者となった。大戦後はナチスのミュンヘン一揆(いっき)に参画。
ルートウィヒ【Otto Ludwig】
[1813〜1865]ドイツの劇作家・小説家。悲劇的な人間の運命を写実的に描いた。悲劇「世襲山林監督」、小説「天と地の間」、演劇論「シェークスピア研究」など。
ルートウィヒ【Ludwig】
(10世)[1495〜1545]バイエルン公。在位1516〜1545。父アルブレヒト4世が決めた長子相続に異議を唱え、兄のウィルヘルム4世とバイエルンを共同統治した。
ルービック【Ernő Rubik】
[1944〜 ]ハンガリーの発明家、建築家、彫刻家。1974年に立体パズルのルービックキューブを考案。1977年に製品化した。→ルービックリベンジ →プロフェッサーキューブ
ルーベンス【Peter Paul Rubens】
[1577〜1640]フランドルの画家。壮大華麗な画風でバロック絵画の代表画家。外交官としても活躍。リューベンス。
ルーマン【Niklas Luhmann】
[1927〜1998]ドイツの社会学者。社会システム理論によって、第二次大戦後の理論社会学をリードした。また、政治学や心理学・文学研究などへの影響も大きい。著「法社会学」「社会システム論」など。
ルーミー【Rūmī】
[1207〜1273]イランの神秘主義詩人。セマー(旋舞)で知られるトルコのメウレウィー教団の創始者。名作「精神的マスナビー」は神秘主義の聖典とも評される。