あいかわ‐よしすけ【鮎川義介】
[1880〜1967]実業家。山口の生まれ。久原房之助の義兄。日産自動車・日立製作所などを傘下に収める、日産コンツェルンを築く。戦後は、参議院議員として政界にも進出。あゆかわぎすけ。
アイギ【Gennadiy Nikolaevich Aygi】
[1934〜2006]ロシアの詩人。少数民族チュバシ人で、初期にはチュバシ語で詩作したが、パステルナークのすすめにより、ロシア語でも詩作をはじめた。難解な作風ながら、西欧を中心に評価が高い。詩集...
あいく‐おう【阿育王】
⇒アショカ王
あいざわ‐せいしさい【会沢正志斎】
[1782〜1863]江戸後期の思想家。水戸藩士。名は安(やすし)。藩主徳川斉昭(なりあき)を擁立し、藩政改革・尊王攘夷(そんのうじょうい)運動を推進、水戸学の発展に努めた。主著「新論」。
あいしんかくら【愛新覚羅】
《満州語のアイシンギョロに漢字を当てたもの。アイシンは金の意、ギョロは旧家であることを示す》中国、清朝王室の姓。
アイスキネス【Aischinēs】
[前390ころ〜前315ころ]古代ギリシャの雄弁家。論敵デモステネスと争った。
アイスキュロス【Aischylos】
[前525ころ〜前456ころ]古代ギリシャの三大悲劇詩人の一人。現存する作品に「ペルシア人」「縛られたプロメテウス」、三部作「オレステイア」などがある。→ギリシャ悲劇
アイゼンハワー【Dwight David Eisenhower】
[1890〜1969]米国の軍人・政治家。第34代大統領。在任1953〜1961。共和党。第二次大戦では北アフリカとヨーロッパ連合軍最高司令官。→ケネディ
アイソポス【Aisōpos】
イソップのギリシャ語名。
あいづ‐の‐こてつ【会津小鉄】
[1845〜1885]江戸末期の侠客(きょうかく)。本名、上坂仙吉。会津藩主松平容保(まつだいらかたもり)が京都守護職の時、その配下に属して人夫徴集や雑用の請負に当たった。
あいづ‐やいち【会津八一】
[1881〜1956]美術史学者・歌人・書家。新潟の生まれ。号は秋艸道人(しゅうそうどうじん)・渾斎(こんさい)。早大教授。歌集に「鹿鳴集」など。
あいづや‐はちえもん【会津屋八右衛門】
[?〜1836]江戸後期の廻船問屋。石見(いわみ)の人。竹島(現在の鬱陵島(うつりょうとう))を拠点に密貿易を行ったが、幕府に探知され死罪となった。
アイバク【Aibak】
⇒クトゥブッディーン=アイバク
アイヒェンドルフ【Joseph Freiherr von Eichendorff】
[1788〜1857]ドイツの詩人・小説家。後期ロマン派に属し、素朴平明な叙情詩を多作。小説「愉しい放浪児」など。
アイヒマン【Karl Adolf Eichmann】
[1906〜1962]ドイツのナチス親衛隊中佐。第二次大戦中のユダヤ人大量虐殺の責任者。大戦後アルゼンチンへ逃亡したが、イスラエル秘密警察に誘拐・逮捕され、エルサレムで裁判ののち処刑された。
あい‐みつ【靉光】
[1907〜1946]洋画家。広島の生まれ。本名、石村日郎。初め靉川光郎と名のり、のち略して靉光。東洋絵画に学んだ独自の内省的シュールレアリスム風の作品を描いた。作「眼のある風景」など。
アイリッシュ【William Irish】
[1903〜1968]米国の推理小説家。本名、コーネル=ジョージ=ホプリー=ウールリッチ(Cornell George Hopley-Woolrich)。叙情的なサスペンス小説を得意とし、コーネ...
アインシュタイン【Albert Einstein】
[1879〜1955]理論物理学者。ユダヤ系ドイツ人。光量子説・ブラウン運動・特殊相対性理論・一般相対性理論を発表。1921年、ノーベル物理学賞を受賞。1933年にナチスに追われて渡米。マンハッ...
アイントーフェン【Willem Einthoven】
⇒エイントーフェン