い‐ちょう【萎凋】
1 衰えしぼむこと。 2 製茶の工程で、茶葉を採取後にしおれさせること。紅茶やウーロン茶などで行う。
ギャバロン‐ちゃ【ギャバロン茶】
《ギャバはGABA。gamma-aminobutyric acid(ガンマアミノ酪酸)の略。ロンはウーロン茶から》摘み取った緑茶用の茶葉を低酸素・低温で貯蔵したあと製茶したもの。血圧を下げる作用...
しお‐ちゃ【塩茶】
塩を加えてほうじた茶葉でいれた茶。また、食塩を少し入れた茶碗に熱いほうじ茶を注いだもの。酔いざましなどに用いる。
じゅう‐ねん【揉捻】
[名](スル) 1 製茶の工程で、茶葉をよくもむこと。 2 マッサージで、筋肉をこねるようにもむこと。
せん‐ちゃ【煎茶】
1 緑茶の一種。茶葉の新芽を製したもの。 2 葉茶を煎じて飲むこと。また、その煎じ出した茶。
ちゃ‐がゆ【茶粥】
茶葉を煎じ出した汁で煮た粥。
なま‐ちゃば【生茶葉】
摘んだままの茶葉。製茶前の茶葉。
のち‐むかし【後昔】
茶摘みの2日目に摘んだ茶葉で製した抹茶の銘。本来、小堀遠州が織部好みの青みを帯びた色の茶を名付けたもの。製茶家では昔から「あとむかし」という。→初昔(はつむかし)
はっこう‐ちゃ【発酵茶】
摘んだ茶葉をよくもみ、十分に発酵させてつくる茶。紅茶など。→不発酵茶 →半発酵茶
はんはっこう‐ちゃ【半発酵茶】
摘んだ茶葉を、天日にさらすなどしてある程度発酵させた後、加熱してつくる茶。烏竜(ウーロン)茶など。→発酵茶 →不発酵茶