いぬ‐じに【犬死に】
[名](スル)何の役にも立たない死に方をすること。徒死。むだじに。「志半ばで斃(たお)れた彼を—させるな」
かく‐らん【霍乱】
漢方で、日射病をさした語。また、夏に起きやすい、激しい吐き気・下痢などを伴う急性の病気をいった。「鬼の—」《季 夏》「—に町医ひた待つ草家かな/久女」「—と云いける虎列剌(これら)に斃(たお)れ...
たお・す【倒す】
[動サ五(四)] 1 力を加えて、立っている状態のものを横にする。横にねかす。また、ころばす。「木を—・す」「からだを—・す」「足をかけて—・す」 2 (「殪す」「斃す」「仆す」とも書く)殺す。...
たお・れる【倒れる】
[動ラ下一][文]たふ・る[ラ下二] 1 立っている状態を続けられなくなって横になる。支える力を失ってころんだり、倒壊したりする。「暴風で木が—・れる」「石につまずいて—・れる」 2 病気になっ...
とう‐か【刀下】
かたなの下。白刃のもと。「商—に斃る」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
と‐どく【蠹毒】
《「蠹」はキクイムシまたはシミのこと》 1 害虫による食害。 2 物事をそこない害すること。また、その害毒。「鴉片(あへん)の—に斃るる者」〈東海散士・佳人之奇遇〉