あい‐どり【相取り】
《「あいとり」とも》 1 「捏(こ)ね取り」に同じ。 2 物事を一緒にすること。また、その人。「何れをも、人々—に誦しけり」〈著聞集・五〉
アイヌ
《アイヌ語で人の意》北海道を中心に日本列島北部、樺太(からふと)(サハリン)・千島(クリル)列島などに居住する民族。伝統的に狩猟・漁労・採集を主とする自然と一体の生活様式をもち、吟誦形式の叙事詩...
あん【諳】
[音]アン(漢) [訓]そらんずる そらで言う。「諳記・諳誦」 [補説]「暗」と通用する。
あん‐じゅ【暗誦/諳誦】
「あんしょう(暗誦)」に同じ。「無文の人俄(にはか)に杜氏全集を—する者あり」〈心学奥の桟〉
いちまい‐きしょうもん【一枚起請文】
1 紙1枚に書いた起請文。 2 法然が建暦2年(1212)臨終の際、門弟の源智の求めに応じて浄土往生の要義を和文で1枚の紙に書き、遺戒としたもの。浄土宗で朝夕読誦(どくじゅ)する。一枚起請。一枚...
いっぽん‐ぎょう【一品経】
《「いっぽんきょう」とも》 1 法華経などの写経の際、多くの人が一品ずつ分担して書写すること。 2 法華経二十八品を一品ずつ各一巻に仕立てたもの。また、その一品ずつを仏前で読誦(どくじゅ)すること。
う‐め・く【呻く】
[動カ五(四)]《「う」は擬声語。「めく」は接尾語》 1 痛さや苦しさのあまり、低い声をもらす。「下腹を押さえて—・く」 2 獣などが低くうなる。「番犬が—・く」 3 嘆息する。ため息をつく。「...
えい‐しょう【詠誦】
[名](スル)詩歌などを声に出してよむこと。誦詠。
エヌマ‐エリシュ【Enūma Elish】
バビロニアの創造神話。全7章、現存するものは約1000行。原初の海を表すティアマトをマルドゥクが殺害するという形で、天地創造が語られる。バビロンの神殿では、マルドゥク神をたたえて新年祭で朗誦された。
かん‐じゅ【巻数】
僧が願主の依頼で読誦(どくじゅ)した経文・陀羅尼(だらに)などの題目・巻数・度数などを記した文書または目録。木の枝などにつけて願主に送る。神道にもとりいれられ、祈祷師は中臣祓(なかとみのはらえ)...