なみ‐き【並木】
並んで立っている樹木。また、街路の両側などに1列に並べて植えた木。街路樹。「―道」「桜―」
なみき【並木】
姓氏の一。 [補説]「並木」姓の人物並木五瓶(なみきごへい)並木正三(なみきしょうぞう)並木宗輔(なみきそうすけ)
なみき‐ごへい【並木五瓶】
[1747~1808]江戸後期の歌舞伎狂言作者。初世。大坂の人。並木正三の弟子。大坂および江戸の劇壇で活躍し、幕末までの歌舞伎の隆盛をもたらした。写実的、合理的作風で知られる。代表作「五大力恋緘...
なみき‐しき【並木敷(き)】
並木の根などを傷めないために、街路にしないで残してある土地。
なみき‐しょうぞう【並木正三】
[1730~1773]江戸中期の歌舞伎狂言作者。初世。大坂の人。並木宗輔の弟子。浄瑠璃の手法を応用した脚色と、奇抜な舞台装置で新生面を開いた。代表作「三十石艠始(さんじっこくよぶねのはじまり)」...
なみき‐そう【浪来草】
シソ科の多年草。海岸の砂地に生え、高さ10~40センチ。茎は四角柱。葉は対生し、長楕円形。夏から秋、紫色の花を開く。
なみき‐そうすけ【並木宗輔】
[1695~1751]江戸中期の浄瑠璃作者。大坂の人。別名、宗助・千柳。西沢一風の弟子。僧であったが、還俗して豊竹座および竹本座で立作者として執筆。竹田出雲・三好松洛との合作が多く、浄瑠璃全盛期...
なみき‐みち【並木道】
両側に、樹木を一列に並べて植えてある道。「ポプラの―」