え【恵/慧】
〈恵〉⇒けい 〈慧〉⇒けい
え【恵/慧】
《(梵)prajñāの訳》仏語。物事をよく見極め、道理を正しく把握する精神作用。三学の一。智慧。
えうん【恵運】
[798~869]平安前期の真言宗の僧。山城の人。承和9年(842)入唐し、青竜寺の義真から灌頂(かんじょう)を受け、経典・仏像などを請来(しょうらい)。のち、安祥寺を開き、安祥寺僧都(そうず)...
えか【恵果】
⇒けいか(恵果)
えけい【恵瓊】
⇒安国寺恵瓊(あんこくじえけい)
えご‐のり【恵胡海苔】
イギス科の紅藻。日本海沿岸などに産し、主にホンダワラ類に着生する。紫紅色を帯び、太い糸状で末端は鉤(かぎ)状に曲がり絡み合う。寒天の材料、また食用。えご。おきうと。からくさいぎす。《季 夏》→お...
え‐さん【恵山】
北海道、渡島(おしま)半島南東端にある二重式成層火山。標高618メートル。火口原には高山植物が群生。山麓に恵山温泉がある。
えしん‐そうず【恵心僧都】
⇒源信(げんしん)
えしん‐に【恵信尼】
[1182~1268?]親鸞(しんらん)の妻。越後の豪族三善為則の娘という。親鸞の越後配流のときに結ばれ、信蓮房らを産んだ。消息10通が現存。
えしん‐は【恵心派】
恵心僧都源信を開祖とする、仏像・仏画作者たちの一派。