ごく‐の‐おび【玉の帯】
束帯のとき、袍(ほう)を腰のあたりで束ねるために用いる革製の帯。銙(か)とよぶ玉の飾りが縫いつけてある。上達部(かんだちめ)以上の者がつけた。ごくたい。
たま‐の‐あせ【玉の汗】
玉のように吹き出した大粒の汗。《季 夏》「美しき詞(ことば)にも似ぬ—/杉風」
たま‐の‐い【玉の井】
よい水の出る井戸。また、井戸の美称。たまい。「我ならぬ人にくますな行きずりに結び置きつる—の水」〈風雅・雑中〉
たまのい【玉の井】
東京都墨田区東向島にあった私娼窟。永井荷風が「濹東綺譚」で描いた所。
たま‐の‐うてな【玉の台】
美しくりっぱな建物。玉楼(ぎょくろう)。ぎょくだい。「いづこかさして、とおもほしなせば、—も同じことなり」〈源・夕顔〉
たまのあせ【玉の汗】
彼は顔に玉の汗をかいていたHis face was covered with beads of sweat./Beads of sweat stood on his face.
たまのこし【玉の×輿】
彼女は玉の輿にのったShe managed to 「make a brilliant marriage [marry a wealthy man/marry far above her].(▼f...
たまのこし【玉の輿こし】
⇒玉の輿
たまのような【玉のような】
玉のような赤ん坊が生まれたA perfectly lovely [adorable] baby was born.