い・ず【出づ】
[動ダ下二] 1 ある場所から外の方へ移る。そこから離れる。出発する。「住む館(たち)より—・でて船に乗るべき所へ渡る」〈土佐〉 2 人目につく所に現れる。「自らが家をこぼちて市(いち)に—・で...
いずくのかに【いづくの蟹】
光岡明の小説。昭和51年(1976)「文学界」誌に発表。第75回芥川賞候補作となる。
い‐づつ【井筒】
1 井戸の地上部分に設けた円筒状あるいは方形の囲み。 2 鉄筋コンクリート製の底もふたもない筒。建造物の基礎を作るのに用いる。 3 紋所の名。1の形を図案化したもの。平(ひら)井筒・角立(かくた...
いづつ【井筒】
謡曲。三番目物。世阿弥作。伊勢物語に取材したもので、紀有常の娘の霊が在原業平との思い出を語り、井筒を回りながら、水にわが姿を映して昔を懐かしむ。
いづつ‐かずゆき【井筒和幸】
[1952〜 ]映画監督。奈良の生まれ。関西を舞台にした青春映画「岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS」で鮮烈な印象を与えた。その後は幅広いジャンルの作品で人気を集める。テレビ出...