うら【心】
《「裏」と同語源で、表に見えないものの意から》 1 こころ。思い。内心。→心(うら)もなし 2 形容詞・動詞に付いて、心の中で、心の底からの意を表し、さらにその意が弱まって、何ということなく、何...
うら【占/卜】
事物に現れる現象や兆候によって神意を問い、事の成り行きや吉凶を予知すること。うらない。うらえ。「武蔵野に占部(うらへ)かた焼きまさでにも告(の)らぬ君が名—に出にけり」〈万・三三七四〉
うら【末】
1 植物の葉や枝の先。こずえ。うれ。「小里なる花橘(はなたちばな)を引き攀(よ)ぢて折らむとすれど—若みこそ」〈万・三五七四〉 2 すえ。端。「—弭(はず)」 [補説]古くは「うれ」が単独で用い...
うら【浦】
《「裏」と同語源で、外海に対して内側の意》 1 海や湖が湾曲して陸地に入り込んだ所。入り江。 2 海辺。浜。
うら【裏】
1 ㋐二面ある物の、表面と反対側の面。裏面(りめん)。うしろ。「写真の—に撮影年月日を記す」「紙の表と—を間違える」⇔表。 ㋑物体の、こちらからは見えない向こう側の面。「月の—」 ㋒物体の、下に...
「うらぎりもの」のらくいんをおされる【「裏切り者」の烙印を押される】
be branded (as) a ‘traitor’
うら【浦】
〔入り江〕an inlet, a bay,《英》 a creek;〔海辺〕the seashore, a beach
うら【裏】
I1〔裏面〕the reverse side; the back表紙の裏に略語表があるA list of abbreviations is given 「on the back of the c...
うらうち【裏打ち】
I〔裏を付けること〕lining; backing(▼backingはすきまなくぴったりと,liningは必要な箇所をとめて)そのドレスは裏打ちがしてないThe dress is not lin...
うらうら
日はうらうらと野を照らしたThe sunlight played gently on the fields.うらうらとした春の光gentle spring sunlight
うら【浦】
[共通する意味] ★海が陸地に入り込んだ所。[英] an inlet[使い方]〔湾〕▽湾の入り口▽湾内一周▽東京湾〔入り江〕▽波の静かな入り江▽台風を避けて船が入り江に集まる〔浦〕▽浦の苫屋(と...
うら【裏】
[共通する意味] ★物事の正面あるいは表と反対の、目につかない部分。[英] the reverse (side)[使い方]〔裏〕▽名刺の裏に欧文を刷る▽玄関が開かないので裏から入る〔裏面〕▽回答...
うらおもて【裏表】
[共通する意味] ★物事の表と裏。[英] inside and outside[使い方]〔表裏〕スル▽人生の表裏〔裏表〕▽シャツの裏表[使い分け] 二語とも、物事の表面と裏面の意のほか、物事の表...
うらかいどう【裏街道】
[共通する意味] ★大通りの裏手にある道。[英] a back street[使い方]〔裏通り〕▽裏通りとはいえ交通量が多い〔裏道〕▽駅前に抜ける裏道〔裏街道〕▽旧宿場町に通じる裏街道[使い分け...
うらがえす【裏返す】
[共通する意味] ★何かを今ある状態から逆の状態にする。[英] to overthrow[使い方]〔ひっくり返す〕(サ五)▽バケツをひっくり返す▽負けていた試合を土壇場でひっくり返した〔覆す〕(...
うらがみ‐ぎょくどう【浦上玉堂】
[1745〜1820]江戸中期の南画家。姓は紀、名は弼(たすく)。字(あざな)は君輔。備前池田家の支藩鴨方(かもがた)家に仕えたが、江戸に出て、詩や琴、絵を学ぶ。のちに脱藩して、各地を遊歴した。...
うらがみ‐しゅんきん【浦上春琴】
[1779〜1846]江戸後期の南画家。玉堂の長子。名は選。諸国遍歴ののち、京都に住み、頼山陽らと交わる。細緻鮮麗な山水花鳥を得意とした。
ウラジーミル【Vladimir】
(1世)[955ころ〜1015]ロシアのキーウ(キエフ)大公。在位980〜1015。ビザンチン皇帝の妹アンナと結婚してギリシャ正教を国教とし、ビザンチン文化を移入。ウラジーミル聖公。
うらべ‐かねかた【卜部懐賢】
鎌倉中期の神道家・古典学者。名は兼方とも。著「釈日本紀」など。生没年未詳。
うらべ‐かねとも【卜部兼倶】
⇒吉田兼倶