さい【斎〔齋〕】
[常用漢字] [音]サイ(呉)(漢) [訓]いみ いもい いつき いわい とき 1 神仏を祭るとき、心身を清める。ものいみ。「斎戒/潔斎」 2 祭事を行う。「斎主・斎場」 3 ものいみや読書など...
ありす‐がわ【有栖川】
京都市北区紫野を南流した川。船岡山の東麓を源とし、堀川に注いでいたといわれる。 京都市右京区嵯峨野の斎宮(いつきのみや)の東を流れて桂川に注ぐ川。[歌枕]「千早ぶるいつきの宮の—松とともにぞ...
さい‐いん【斎院】
平安時代、京都の賀茂神社に奉仕した未婚の内親王または女王。天皇即位ののち、卜定(ぼくじょう)によって選ばれた。いつきのみや。いつきのいん。→斎宮(さいぐう)
いつき‐の‐みや【斎宮】
1 皇大神を祭る宮。特に、伊勢神宮をいう。 2 大嘗祭(だいじょうさい)の時に、悠紀(ゆき)・主基(すき)の祭場となる宮殿。 3 斎皇女(いつきのみこ)の居所。また、斎皇女が赴任する前に斎戒のた...
いつき‐の‐みこ【斎皇女/斎王】
天皇即位のとき、伊勢神宮や賀茂神社に天皇の名代として遣わされた未婚の内親王または女王。伊勢神宮では斎宮、賀茂神社は斎院ともいう。斎内親王(さいないしんのう)。斎王(さいおう)。いつきのみや。いつき。