おおく【多く】
《形容詞「おおい」の連用形から》 [名] 1 たくさん。多くのもの。「—を望まない」 2 大部分。「ファンの—は女性だ」 [副]ふつう。一般に。たいてい。「初心者は—こうした誤りをおかす」
おおくえ‐やま【大崩山】
宮崎県北部にある山。標高1644メートル。祖母傾(そぼかたむき)国定公園に属し、花崗岩(かこうがん)からなる岩峰や渓谷が多くみられる。
おお‐くかず【大句数】
一定時間内あるいは一昼夜に、独吟で多くの句を詠むこと。井原西鶴の俳諧集名から出た語。→大句数
おおくかず【大句数】
江戸前期の俳諧集。2冊。井原西鶴作。延宝5年(1677)成立。同年5月、大坂生玉(いくたま)の本覚寺で一昼夜に独吟1600句を詠んだもの。西鶴俳諧大句数。
おおくずれ‐かいがん【大崩海岸】
静岡県中央部、静岡・焼津(やいづ)市境の駿河湾に望む海岸。約4キロメートル、高さ50〜100メートル。急傾斜の海食崖のため「東海の親不知(おやしらず)」といわれる。富士山を望む景勝地。
おおく【多く】
1⇒たくさん(沢山)多くの人に会ったI met many [a lot of/a great number of] people.そんなに多くの金は持ち合わせていないI don't have t...
おおくのいつわをのこす【多くの逸話を残す】
leave many anecdotes
おおくのいのちがすくえたはずだ【多くの命が救えたはずだ】
Many lives could have been saved.
おおくのいべんと【多くのイベント】
many events
おおくのおとなたちがそのこどもたちのてだすけをしている【多くの大人たちがその子供たちの手助けをしている】
A number of adults are helping the children.
おおくに‐たかまさ【大国隆正】
[1793〜1871]江戸末期の国学者。石見(いわみ)の津和野藩士。江戸の生まれ。姓は今井、のち野之口。平田篤胤(ひらたあつたね)に国学、昌平坂学問所で古賀精里(こがせいり)に儒学を学んだ後、文...
おおく‐の‐ひめみこ【大伯皇女/大来皇女】
[661〜702]天武天皇の皇女。大津皇子の同母姉。13年間伊勢の斎宮をつとめ、大津皇子死刑後に帰京。万葉集に弟を思う歌6首が残る。
おおくぼ‐しぶつ【大窪詩仏】
[1767〜1837]江戸後期の漢詩人。常陸(ひたち)の人。名は行(こう)。字(あざな)は天民。宋元(そうげん)の詩風の清新さを学ぶことを唱え、江戸詩壇の一中心となった。詩集に「詩聖堂詩集」。
おおくぼ‐ただたか【大久保忠教】
⇒大久保彦左衛門(おおくぼひこざえもん)
おおくぼ‐ただちか【大久保忠隣】
[1553〜1628]江戸初期の譜代大名。小田原6万5千石の領主。はじめ徳川家康の近習となり、のち秀忠付の家老。秀忠将軍就任後その老中をつとめ権勢を振るうが、讒訴(ざんそ)によって改易。